#author("2017-04-11T20:12:04+09:00","default:pop hok","pop hok")
*比類のない胆力を持つ軍事戦略家 [#n28f3112]
チュチェ39（1950）年6月25日、日曜日の未明、アメリカ帝国主義者は朝鮮民主主義人民共和国に対する''武力侵攻''を開始しました。

国の解放から5年、創建されて2年もならない共和国と世界の「最強」を誇るアメリカを頭とする15の追従国軍隊、そして南朝鮮傀儡軍と日本軍国主義者との苛烈極まる3年間の戦争で共和国の軍隊と人民は偉大な金日成主席の正しい導きの下で、さらに強まり、世界で始めてアメリカを打ち倒した英雄の朝鮮、英雄的人民の栄誉と尊厳を轟かしました。

金日成主席は国と民族の運命を決する厳しい試練を前に、緊急閣議を開きました。刻一刻と重大化する戦況のことで、参加者の誰もが緊張に身を固くしていました。会場に向かいながら主席は、愚かなやつらだ、アメリカ帝国主義者は朝鮮人民を見損なっていると言って、豪快に笑いました。

そして余裕綽々たる態度で座中を見回し、アメリカ帝国主義者は朝鮮人民を見くびっている、狼には棍棒でという格言がある、朝鮮人民を侮り､手出しする者には朝鮮人民の気概を思い知らせるべきだと言いました。大敵を前にしながら泰然自若としている主席の確信に満ちた言葉に参会者は勝利の自信に満ちていました。

主席は続けて、敵の侵略を挫折させ、即時決定的な反撃に移って侵略者を打ちのめすべきだと言いました。敵の不意の侵略に決定的な反撃で。このように金日成主席は戦争当初から反撃の戦略的ポイントを捉えて短い間に不利な前線の局面を逆転させて戦争の主導権を握りました。

そして反撃の戦略的ポイントを敵の弱い方向でなく、敵の基本集団が集結しており、火力密度が最も強い地域とその一帯を不意に強く打撃することに決めました。これは一回の攻撃作戦で敵の基本集団を酷い目に合わせて、全面的な崩壊へと追い込むスケールの大きい大胆な戦略でした。

こうして戦争開始3日目にソウル解放作戦が短時間の内に人民軍の勝利で終わりました。

連続的な攻撃作戦方針を示して強い意志と展開力で見事に実現させていく主席の正しい導きの下、人民軍部隊は一ヶ月余りの間に南半部地域の90パーセント以上と人口の92パーセント以上を解放する目覚しい成果を収めました。

戦争が勃発して数日後、チュムンジン((注文津（주문진）))というところの沖合いで人民軍海兵は主席が示した主体的な戦法と誘引戦術、連続的な分散突撃戦術を巧みに活用して4隻の魚雷艇で「海の動く島」と誇っていたアメリカの''重巡洋艦を撃沈''し、世界を驚かしました。

アメリカは文字通り、卒倒しそうになりました。「3年間は問題なく守り通すことができる」、「鉄壁の線」、「最終的防御線」と言って構築したアメリカのクム川防御線も二日間でもろくも崩れ去りました。アメリカの「上昇師団」の師団長はテジョンで「模範を示して信頼を得る」と豪語しましたが、人民軍の若い兵士によって捕虜になりました。

朝鮮を注視していた世界の多くの人々は、朝鮮人民軍の奇跡的な勝利に接し、金日成主席の戦略は天につき、その輝かしい知略は神秘を極めている、と称えました。

アメリカの「強大さ」の神話を木っ端微塵にし、下り坂の端緒を開いた祖国解放戦争での輝かしい勝利は数と技術の万能を誇り、敗戦を知らないと言っていたアメリカの軍事家の戦略と戦術を覆した偉大な金日成主席の優れた軍事的英知の偉大な勝利でした。

RIGHT:'''2015年の記事'''
LEFT:[[魚雷艇で重巡洋艦撃沈]]、[[祖国解放戦争勝利記念館]]、[[テジョン解放作戦（大田の戦い）]]
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