#author("2017-08-12T18:11:23+09:00","default:pop hok","pop hok")
*本当に盲なのか、盲のふりをするのか [#hdb3e1cc]
国際問題研究院研究者''リ・チョルホ''

悪の帝国アメリカ全土を射程内に入れた共和国の大陸間弾道ロケットの連続発射の成功について、世界のマスコミがトップニュースとして大きく取り上げている。世紀と年代を継いで侵略と圧制の核の棍棒をやたらと振り回してきたアメリカという侵略国家が、ついに主体の先端兵器の威力に度肝を抜かれて泡を吹き出し、世界中が先軍の朝鮮の壮挙に賛嘆と喜びの目を向けている。

国際社会は均しく、「朝鮮の大陸間弾道ロケットが最大頂点高度3700キロメートル余り、弾着距離1000キロメートル近くを飛行した」、「最大射程飛行の条件より苛酷な高角発射システムで行われたこの驚くべき事実の資料は、正常な発射角度で計算するならアメリカの西部地域はもとよりニューヨーク等東部地域も射程内に入れて余りある実際の威力を示した」と、特筆大書した。経済建設と核武力建設の併進路線の尊い実りである共和国の大陸間弾道ロケットは、名実共に国際正義と平和守護の代名詞として宇宙にくっきりと記されている。

ところが国際社会が一様に認めるこの厳然たる現実を、ロシアだけは目も耳も塞いでやたらと否認する等片意地を張っている。世界中が認め驚嘆して止まない共和国の大陸間弾道ロケットの威力について朝鮮半島に続くロシアが、共和国の大陸間弾道ロケットが高度681キロメートル、弾着距離732キロメートルだと我を張り、中距離弾道ロケットだというのは笑止千万な事だ。共和国の大陸間弾道ロケット発射の成功を誰よりも認めたくない大洋の向こうのアメリカも否定出来ず素直に受け容れている事実が、どうして隣り合わせのロシアにだけは中距離弾道ロケットのように見えるのかという事だ。

問題は、軍事力2位といえば残念に思うだろうロシアが、自分の無理主張を信じさせようと国防省の名義を借りてまで片意地を張っている事だ。世界は、ロシア国内でも多くの軍事専門家とマスコミをはじめ社会各界が一様に認める大陸間弾道ロケットの発射を当局だけが否定するという、当局と民意の意見の食い違いからこの国の怪異な姿を驚きの目で見ている。ロシアの事物に対する視覚的概念には、大国の小銃はロケットのように見て、小さい国のロケットは小銃と見るべきだという思いやりの無さと妬みが先天的に働いているのではないかという事だ。

又世界は、数年続きのアメリカの制裁と圧迫の主なる対象となっているロシアが、国連安保理で対朝鮮制裁決議の採択が論じられた時までも、その決議が朝鮮の日常的な経済貿易活動と人民生活に影響を及ぼしてはならないとアメリカに強硬姿勢を取った事を見て、共和国の大陸間弾道ロケットを中距離弾道ロケットだとする目的と結びつけて、まさかと考えていた。ところが対朝鮮制裁決議の採択にブレーキをかけるかのように威張っていたロシアが、突然アメリカの尻馬に乗ってトランプの感謝まで受けた事に、中距離弾道ロケットだと言い張るその魂胆が何かについてはっきり知っただろう。

ロシアの無理主張は、共和国にしても大陸間弾道ロケットを連続発射する意欲にに燃えさせ、新たな行動措置を取るよう促している。ロシアが本当に盲なのか盲のふりをするのかは、ロシア自身が良く知っているだろう。ロシアは虎の子の自分なりの大国観念から抜け出ないなら、大国なのに大国扱いされない現実が永遠の宿命になるだろう。

（時事評論）

RIGHT:'''2017.08.11 サイトの音声聞き書き((短波放送が不明瞭だったため))'''
LEFT:[[国際問題研究院の人の文>vok170810#f46f5b44]]
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