#author("2023-01-29T21:53:10+09:00","default:pop hok","pop hok")
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*朝鮮選手の名で呼ばれる器械体操動作（1） [#t4ce2912]
**「リ・セグァン飛び」、「リ・セグァン飛び2」 [#qae2b0ee]
国際体操連盟は、競技で選手が新しく難易度の高い器械体操の動作を見せると、その動作を審議、決定して、それを初めてこなした選手の名を付けて呼ぶようにしています。連盟に登録された器械体操の動作の中には「リ・セグァン飛び」、「リ・セグァン飛び2」があります。

「世界的な飛びを披露」、「とても冒険的で迫力満点の飛び」、「驚くほど難易度が高い」・・・

これは、2012年と2014年の国際的な体操選手権大会で難易度の高いユニークな動作をパーフェクトにこなした朝鮮の''リ・セグァン''((李世光（리세광）))選手に対する当時の世界のマスコミと専門家の評価です。

中国で開かれた第5回アジア体操選手権大会に出場したリ選手は男子跳馬で、これまでどの選手もできなかった、膝を曲げて後ろへ2回宙返りし、360度方向を変えてひねり着地する動作を見事にこなして優勝し、専門家と観客をあっと言わせました。

出発から宙返り、着地に至るまで、全ての要素がスピーディーで滑らかにつながる最高級のこの技を、国際体操連盟は「リ・セグァン飛び」と命名しました。

リ選手はこれに驕らず、訓練にもっと熱を入れて、2年後の第45回世界器械体操選手権大会男子跳馬で、又もや新しい技を披露しました。抱え込んで前へ2回宙返りして、180度方向を変えてひねり着地する動作は、世界体操界に又もや波紋を投じ、国際体操連盟は「リ・セグァン飛び2」に登録しました。

その後、リ選手はリオデジャネイロ・オリンピック大会と第46回世界器械体操選手権大会を始め数回の国際競技で次々と金メダルを獲得して、オリンピックの金メダリスト、3度の世界チャンピオンとなりました。

（文化―芸術、スポーツ）

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RIGHT:'''2023.01.28の記事'''
LEFT:[[李世光>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E4%B8%96%E5%85%89]] -- Wikipedia
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-[[朝鮮のスポーツ選手の名が付けられた器械体操の動作（1）]]　リ・ソンソブ跳び
-[[朝鮮選手の名で呼ばれる器械体操動作（1）]]　「リ・セグァン飛び」、「リ・セグァン飛び2」
-[[朝鮮選手の名で呼ばれる器械体操の動作（2）]]　「キム・グァンスク飛び」
-[[朝鮮選手の名で呼ばれる器械体操動作（3）]]　「リ・チョルホン飛び」
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//（文化―芸術、スポーツ 2023.01.28）
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