#author("2019-03-23T14:41:06+09:00","default:pop hok","pop hok")
*日本は軽はずみに振舞ってはならない [#lb075b09]
この2月、墜落事故の為飛行が中止された日本航空自衛隊のF2型機の飛行訓練が、先日再開されました。戦闘機の安全点検と隊員への事故再発防止の教育？が終わったとして、〓〓〓〓飛行訓練を再開したのです。

一方、日本政府が南西諸島の防衛システムの強化という名目で陸上自衛隊の部隊改編を3月26日に断行する事を決定した中、防衛相が初めて水陸機動団を視察しました。

日本の軍事活動は海上でも本格化しています。読売新聞は「政府が2020年に哨戒艦艇の建造に着手する計画」だと伝えました。それによりますと日本はこれから約10年間に近代的な哨戒艦艇を多く建造して配備し、海上での監視能力を強めようとしています。

このように日本の軍事活動は空と陸と海で全面的に、また攻勢的に展開されています。こうした軍事的動きを所謂防衛の為だと宣伝していますが、事実上日本の軍事動向は防衛力の向上でなく攻撃力の向上に指向されています。

F2型機、水陸機動団、哨戒艦艇の〓〓〓、攻撃力を高める上で切実に必要なものです。米海兵隊をモデルにしている水陸機動団だけを見ても、機動性が高く打撃力が強いので〓〓〓な任務でなく離れ島の奪還という攻撃任務を受け持っています。

ならばどうして日本が攻撃指向的な軍事活動の強化に本腰を入れるのかという事です。実際の所日本の周辺環境を見ますと、軍事活動を増大させる何等の理由もありません。国際社会が認めるように日本の周辺環境は平和と安定に向けられています。

にも拘らず日本が火薬の臭いを漂わせているのは、周辺環境が自分等の戦略的目的と裏腹に移っている事への苛立たしさと危惧の念の表れだと言えます。周辺情勢が安定し平和ムードが続く場合、日本は軍事大国化と海外膨張という国策実現の重要な名分を失う事になります。

これは戦争国家の目標達成を重要な政策的課題に示した安倍にとって、大きな政治的打撃になるのです。その為日本の反動勢力は軍事活動の積極化で自衛隊の攻撃能力を高める一方、周辺情勢を政治的野望の実現に有利なものに導こうとしています。

度を超す日本の無謀な軍事的動きが、詰まる所どんな結果をもたらすかは火を見るより明らかです。血塗られた過去の罪な歴史へも何の罪意識も無いばかりか、それを再現しようとする日本が侵略の導火線に火を点けるなら、〓〓〓がまたもや恐ろしい惨禍を避けられないでしょう。その為、国際社会が日本の只ならぬ軍事的動きを鋭く注視しています。

日本は過去、日本帝国主義によってあらゆる苦痛と不幸を強いられた世界人民が日本の軍事大国化と海外膨張を絶対に傍観しないという事を銘記し、軽はずみに振舞ってはなりません。

（時事評論）

RIGHT:'''2019.03.22 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き、 一部不明'''
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