#author("2017-03-09T20:20:27+09:00","default:pop hok","pop hok")
*新しい教育支援システムの開発者たち [#kb30e013]
朝鮮で国の医学教育の発展に力を入れています。''金日成総合大学ピョンヤン医科大学''の教員たちは3次元の人体解剖教育支援システムを開発して教育に役立たせています。この教育支援システムの導入で人体の全ての臓器と血管などを3次元で見るのが可能になりました。

これまで人体解剖学の教育は2次元の平面上にとどまり、正確度に欠けるほか、質も劣っていました。大学の基礎医学部の教員たちは新たな3次元の人体解剖教育支援プログラムを開発する目標を立て、汗のにじむ努力を傾けました。数千枚の血管造影CT画像を利用してデータベースを構築しました。そして3次元の模型処理方法を確立し、プログラムの開発に必要な10あまりのツールも開発しました。

これに基づいて研究チームは様々な情報処理手法を活用して、膨大な量のプログラムを作成し、やがて共和国で初めての3次元の人体解剖教育支援システムの構築にこぎつけました。部位別、系統別の索引があり、人体解剖学科目の各章、節の教育学的内容が順次よく反映されているこのシステムはレントゲン、超音波、CT画像の教育に必要な機能を備えた実用価値の大きいものです。

このシステムの開発により、人体解剖学と外科学をはじめ、医学科学全般の教育水準を著しく高めることができ、医学科学技術の人材の養成はもちろん、治療と予防でのさらなる成果が期待されるようになりました。

教員の''チェ・グァンヒョン''さんのお話です。
>「私たちが収めた成果といえば、医学教育で重要な科目である人体解剖学の教育の内容と方法を現代化し、臨床で提起される問題を科学的に解決する基礎を築いたことでしょう。これからこの成果を踏まえて臨床に実際に寄与できる3次元のプログラムをより多く開発して、国の医学科学技術の発展に尽くしていくつもりです」

今、ここの研究チームは''朝鮮労働党第7回大会''に捧げる立派な研究の成果を生み出す一念で、研究に一層励んでいます。

RIGHT:'''2016年の記事'''
LEFT:[[金日成総合大学]]
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