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*敵陣を揺るがした歌声 [#j209db44]
アメリカの侵略を退ける1950年代の朝鮮人民の祖国解放戦争の時に歌われた革命的な歌は人民軍軍人に楽観と情緒、勝利の自信を持たせました。前線の山々に響き渡った人民軍軍人の歌声はアメリカ侵略者を恐れおののかせました。

アメリカ侵略者は前線の放送局を通して響く歌声が雇い兵に聞かれないよう、手の限りを尽くしました。哀愁と悲観、厭世主義に満ちた歌と蛮勇を煽る歌しか知らない雇い兵たちが人民軍の革命的で美しい歌を聴いていると、最初は訳知らずの不安を感じ、時間がたつにつれ、人民軍の歌をひそかに待っていると言うことに気づいたのです。それでアメリカ侵略者は人民軍の歌が響く前線の放送局へ向かって毎日のように砲弾を浴びせました。しかし敗戦が迫った時まで目的を果たすことができませんでした。

捕虜収容所ではこんなこともありました。収容所には強制的に前線に駆り出され、人民軍の捕虜になったインテリ出身の雇い兵がいました。雇い兵たちは収容所から遠くない山道に人民軍軍人が現れると、そちらへ近づこうとしました。後で知ったことですが、人民軍軍人が歌う元気いっぱいで楽観に満ちた歌声に惹かれたとのことです。捕虜たちはその歌がどのようにして生まれたかは知るよしもありませんでした。

生活とたたかいの意味を悟らせ、はっきりした目的と方途を教える偉大な金日成主席の導きの下、革命を行う栄えある道で古いものは滅び、進歩的なものは必ず勝つという生活の真理を胸深く刻みつけ、主席に従って進む道に勝利だけがあるというゆるぎない信念を持つようになった人民軍軍人、人民軍軍人の英雄的気概と無比の勇敢さは正にこれに根ざしているということを知るよしがなかったのです。

この''革命的楽観主義''が銃剣の前にひざを屈した捕虜たちをまたもや屈服させました。祖国解放戦争は武器が対峙した戦いだけでなく、人間の精神が対峙した戦いでもありました。もっとも美しく革命的な精神の強者の前で帝国主義者がひざを屈したのは余りにも当然のことです。

「祖国防衛の歌」、「進軍また進軍」、「泉のほとり」、「決戦の道へ」、「塹壕で歌うわが歌」、「ふるさとのわが家」などなど。

反米対決での最後の勝利を目指して奮起した朝鮮の軍隊と人民の胸に愛国心を燃やし、勇気を与える当時の歌声は今も高らかに響き渡っています。

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RIGHT:'''2017年の記事'''
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