#author("2017-03-12T20:38:17+09:00","default:pop hok","pop hok")
*思う存分才能を伸ばして [#t36606f4]
>「うちのヒャンの才能は生まれつきのものとばかりは言えません。小さいことも大事にして育ててくれるありがたいこの国があるので今のようにヒャンの才能が芽生えたと思います。ヒャンを育て、押し立ててくれたありがたいこの国にどう感謝してよいかわかりません」

これはピョンヤン市((平壌市（평양시）))テドンガン区域((大同江区域（대동강구역）))のオクリュ((玉流))という町に住んでいる''キム・ヨンミ''さんのお話です。そのキムさんの娘''リ・ヒャン''さんが話題の主人公です。リ・ヒャンさんはピョンヤン・オクリュ小学校の一年で勉強しています。今年7歳、まだまだ小さい子供ですが、文章の作り方には大人も感心します。

担任の''チョ・ジョンオク''先生はこう話しています。
>「幼稚園を経て小学校に入ったばかりですが、記憶力と観察力がほかの生徒に比べて優れています。特に国語の時間に豊かな表現を使って文章を作るのを見ますと私たち先生もびっくりするほどです。とても上手ですからね」

リさんの才能はすでに幼稚園の時から芽生えはじめました。ほかの子供と違って深く考えたり、じっくり見たりするリさんですから、なんでもそのまま見過ごすことがありませんでした。本質を見極めるまで考えて又考え、そのつど文章に移しました。いつでしたか、中央動物園に行ってきたリさんはウサギについてこう書きました。
>「ウサギは草を食んで生きます。ウサギは耳が長く、目は真っ赤です。ウサギを飼えば肉と皮、毛が得られます。毛皮では毛皮帽子も作り、手袋と綿入れも作ります。ウサギの肉は本当においしいです」

これに幼稚園の先生たちは注目しました。みながリさんの才能を伸ばすために尽くしました。リさんの文章は日増しに磨かれていきました。リさんはチュチェ101年、2012年7月に行われた優れた才能を持つ国中の幼稚園児の第5回国語コンテストで特等に選ばれました。

自慢話でいっぱいのリ・ヒャンさん、幼心にも奇抜なアイデアが浮かび上がりました。それで手紙に一字、一字きれいに自慢話を書きました。そして敬愛する金正恩元帥にその手紙を送りました。特等の賞状を手にして撮った写真も一緒に送りました。

金正恩元帥はリ・ヒャンさんのことをけなげに思い、直筆の返書を送りました。
>「手紙と写真を喜んで受け取りました。&br;これから立派な才能をもっともっと伸ばして先軍の朝鮮の誇らしい娘になってください。&br;金正恩　2012年9月13日」

この誇りを持ってリさんは小学校に入りました。そしてだれよりも一生懸命勉強しています。リさんの夢は果てしない青空高く羽ばたいています。その夢は。
>「記者になってわが国を世界に自慢したいです」
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RIGHT:'''2013年の記事'''
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