#author("2019-08-22T17:25:10+09:00","default:pop hok","pop hok")
*心中を打ち明ける [#f6ebe7bc]
チュチェ90（2001）年、当時、ロシア連邦極東管区大統領全権代表だった''コンスタンチン・プリコフスキー氏''はこの上ない光栄に浴しました。ロシア連邦を訪問する朝鮮人民の偉大な指導者金正日総書記に同行したのです。金正日総書記に随行する20日あまり、プリコフスキー氏は総書記の偉大さにすっかり魅了しました((ここは「魅了されました」の方がいいよ。))。

総書記は他国の元首の外国訪問とは違って、質素な身なりで精力的に活動しました。総書記のロシア訪問の日程が終わりかけていたある日、プリコフスキー氏は自分が担当した管区のハバロフスクを訪問してくれるよう総書記に願い出ました。総書記はその願いを受け入れて、またもやハバロフスク地方への訪問の途に就きました。

プリコフスキー氏は多忙な中でも自分の願いを聞き入れた総書記の深い信義に感動を禁じえませんでした。後年、プリコフスキー氏は回想録に、人々は金正日総書記に会った時のことを夢にも忘れられず、その優しい姿について熱く思い起こしていると書きました。その後もプリコフスキー氏は総書記の格別の温情に恵まれました。総書記はプリコフスキー氏が訪朝する度に会い、臨席の色々な行事にも一緒に参加し、歓迎宴も催しました。

チュチェ91（2002）年4月、総書記は訪朝したプリコフスキー氏一行を夕食会に招きました。夕食会には現役軍人のその息子も参加しました。総書記はプリコフスキー氏の息子が捧げる祝杯をもらって、軍服務中に犠牲になった兄を偲んで杯を上げようといい、軍人としての本分を忘れないようにと勇気付けました。温情溢れる総書記の並々ならぬ人間的魅力と偉人の風格にプリコフスキー氏とその息子は深い感動を覚えました。

チュチェ91（2002）年8月、プリコフスキー氏はロシア連邦を訪問する金正日総書記にまたもや会いました。総書記は駅に出迎えに来たプリコフスキー氏を見て喜び、暖かい挨拶を交わしました。その時の握手と抱き合いは親愛の情溢れるものだったので同行した人みなが深く感動しました。

総書記は、人間にとって心が大事であって、美辞麗句の言葉や外交的な行動が重要なのではない、美辞麗句の言葉や外交的な行動はなくても真実な心があれば情が渡り、生死と運命を共にすることができる、私はプリコフスキーのような立派な友人を持っているのを誇りに思っていると言いました。それでプリコフスキー氏は大統領全権代表という重任を担う中にも、「東方急行列車・金正日総書記とのロシア旅行」という本を著しました。

プリコフスキー氏はその文で総書記を「まことに知識水準が高い博識な人」、「日差しのように暖かい人」、「偉人」と称えました。この言葉は金正日総書記を心から尊敬するというプリコフスキー氏の心中を打ち明けたものだといえます。

（世界と朝鮮）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//（世界と朝鮮 2019.08.21）
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