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*宇宙の軍事利用を狙う戦犯国 [#va686590]
日本が、所謂防衛力強化の範囲を宇宙空間にまで広めようとしています。航空自衛隊を航空宇宙自衛隊に改称しようとするのが、それです。既にその動きが見られ始め、2023年までの改称を見通して自衛隊法等法改正の調整を始めるとの事です。

これは昨年9月、自衛隊高官会議で航空自衛隊の宇宙作戦隊の創設を云々し、「航空宇宙自衛隊への進化も今や夢のような事ではない」と言った首相安倍の言葉が現実味を帯びている事を立証するものです。宇宙空間での防衛力強化を図るという名の下に進められているこうした動きは、自衛隊の活動領域を宇宙空間にまで広めて軍事大国化の野望を何としても遂げようとの、危険千万なものです。

平和の目的に利用されるべき宇宙空間を、20世紀、世界人民を相手に侵略戦争を起こし数々の身震いする罪を犯した日本が軍事分野に利用しようとするのは、決して見過ごせない事です。今尚日本は国際社会で、過去の罪深き歴史を美化し繰り返そうと必死になっている戦犯国、海外侵略を目論む戦争勢力と烙印を押されています。

その上今の日本の全ての動きは軍事大国化、海外侵略の野望の実現へと急速に舵を切っています。年明けから日本の反動勢力は「今が正に新時代を目指す国家建設を尚一層早める時だ」と言って、交戦権の放棄と戦力不保有を明記した平和憲法を戦争憲法に変えるのに拍車を掛けています。

安倍政権発足以来日本の防衛費は毎年立て続けに史上最多の記録を見せており、既に防衛省の来年度予想案には宇宙作戦隊の新設をはじめ宇宙関連計画の費用として506億円が含まれています。

今年、航空自衛隊に20人規模で発足する宇宙作戦隊を2022年には100人規模に拡大しようとしています。日本が憲法改正と宇宙の軍事化を通して何を追求するかは火を見るより明らかです。

宇宙は絶対に侵略国家・戦争国家の軍事目的に利用されてはなりません。

（時事評論）

RIGHT:'''2020.01.24 サイト音声の聞き書き'''
LEFT:[[宇宙（一覧）>あ行#n09e2d5d]]
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