#author("2017-03-27T14:20:16+09:00","default:pop hok","pop hok")
*子供の伝統の遊び、隠れん坊 [#b1afcc7c]
''隠れん坊''は隠れたものを鬼が探し出す遊びの一種で、朝鮮では古くから伝えられています。 この遊びを見ますと、まず、じゃんけんぽんで負けたものを鬼とし、大きな木や壁、岩などを物陰にします。

鬼となったものが物陰に持たれて目をつぶったまま大きい声で「一、二、三」と前もって約束した数字を数えます。その間に他の者たちはおのおの身を隠します。鬼はなるべく早く数字を数えて他のものたちに身を隠す暇を与えません。

数え終えた鬼は隠れたものたちを探し出しますが、発見されたものの名前と物陰を大きい声でいいながら手や足を物陰に当てます。すると発見されたものは死んだことになります。鬼が発見されたものを追いかけて捉える方法もあります。

また、鬼に発見されても鬼より先に物陰に着いたときは死なないことになります。隠れていたものが鬼に見つからない内に走ってきて物陰に手や足を当てながら「やった」といえば生きることになります。鬼は隠れた者たちを全部見つけ出さなければなりません。

このとき、鬼に発見されて死んだものと捕らえられずに生き残ったものたちは歌を歌いながら隠れたものたちに鬼が近づいてくることを知らせたりします。このようにして隠れていた者たちが全部現れると終わりです。次は捕らえられたものたち同士、じゃんけんぽんでまた鬼を選び、それで遊びは続きです。

隠れん坊は子供たちが明るく愉快に遊びながら''周りの環境に対する鋭い観察力と判断力を培い、体を鍛える遊び''です。
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RIGHT:'''2013年の記事'''
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