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#author("2021-02-09T18:57:14+09:00","default:pop hok","pop hok") #author("2021-11-17T19:27:56+09:00","default:pop hok","pop hok") *参戦老兵が思う戦勝閲兵式 [#l3cab94c] ピョンヤン市((平壌市（평양시）))テドンガン区域((大同江区域（대동강구역）))のムンフン第2洞((紋興二洞（문흥2동）))に住む''リ・インス''さんのお話です。 >「私は1950年代の祖国解放戦争に参加した人です。戦争が終わってからほぼ70年になろうとしていますが、今もまざまざと思い起こされることがあります。それは、戦勝閲兵式場で元帥服姿の偉大な金日成主席を仰いで、声を限りに万歳を叫んだ時の感激と喜びです。血潮で持って守ったこの地で歩武堂々と行進する勝利者の隊伍を見て人々は驚嘆を禁じ得ませんでした。いつ、どこで、いかにしてあれほど盛大な閲兵式を準備したかと驚くばかりでした。 >戦勝閲兵式は戦争最中の1951年7月から始まったと言えます。皆が戦争だけを考えていた時、金日成主席は勝利した明日を見通して、戦勝閲兵式の訓練を着実に行うこと、その準備に万全を期すことを教えました。閲兵式の訓練が行われるという噂は目撃者の口を通してあちこちに広まりました。これは私を始め前線にいる人民軍軍人たちに勝利の固い信念を持たせました。 >最前線の山でも暇あるごとに閲兵式の訓練が行われました。1952年6月初めのある日、金日成主席は戦勝閲兵式は朝鮮人民と人民軍の威力を世界に誇り示し、国の繁栄のための復興建設へと人民みなを呼び起こす契機になるだろう、朝鮮人民と人民軍は戦争最中に戦勝閲兵式が準備されていると聞けば一層勇敢に戦うだろうと言いました。こうして私の中隊でも20～30人が選ばれましたが、その中に私もいました。 >一人一人の軍人がとても大事だった当時、一個中隊からも数十人が閲兵式の訓練に参加していたのですから、私たち軍人の思いがどうだったかは察して余りあるでしょう。振り返ってみますと、歴史には数多くの戦争が記され、戦争と共に伝えられる名将や偉人も少なからずいます。しかし、主席のように戦争最中に勝利した明日を見通して戦勝閲兵式を準備した偉人はいまだかつていません。やがて勝利の祝砲がうち上げられ、私たちもピョンヤンに行って盛大な閲兵式に参加しました。当時の閲兵式の記事が労働新聞に載りましたが、今もその一句一句が忘れられません。 >>『朝から広場は歓呼の声で沸きかえっている。整然と列をなした歩兵と海兵が絶え間なく入場して所定の場所に整列する。各部隊の前に真紅の軍旗が朝の日光に燦然と輝く。・・・定刻10時、広場を揺るがす歓呼の中、朝鮮人民の栄光ある指導者であり、朝鮮人民軍の鋼鉄の総帥である金日成元帥は・・・ひな壇についた』 >忘れられない戦勝閲兵式があった時から長い歳月が流れ、この地で盛大な閲兵式が引き続き行われました。特に、昨年10月には朝鮮労働党創立75周年を祝う閲兵式が、今年の1月には朝鮮労働党第8回大会を祝う閲兵式が盛大に行われました。歩武堂々と行進する閲兵部隊と機械化部隊を見ながら、私は戦勝閲兵式に参加した当時のことが思い起こされ、感激を禁じえませんでした。そして確信しました。敬愛する金正恩総書記を共和国武力の最高司令官と仰ぐので、勝利の閲兵式は永遠に続くと言うことを・・・」 （フィーチャー） #style(addstyle=float:left;margin:5px;){{ #ref(ike210115008_001.jpg,wrap,150x120) }} #style(addstyle=float:left;margin:5px;){{ #ref(ike210115008_002.jpg,wrap,190x120) }} #style(style=clear:both;,end) RIGHT:'''2021.02.06の記事''' LEFT:[[参戦老兵（一覧）>さ行#f7e2e2c6]] #br ---- #include(vok_navi01,notitle) //（フィーチャー 2021.02.06） //210208_参戦老兵が思う戦勝閲兵式
