#author("2020-04-04T16:33:58+09:00","default:pop hok","pop hok")
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*危険な武力近代化 [#p3c5ea03]
日本で新造したイージス艦『まや』号((いつも西側（古い言い方？）の兵器名を割りと詳しく記述してるけど、海上自衛隊の護衛艦に『号』は付かない。))が海上自衛隊に就役しました。艦船を引き渡す場で河野防衛相は「朝鮮と中国による軍事的脅威の増大」を云々し、「7番目のイージス艦の配備により日本の防空能力が向上した」と公言しました。誰某の脅威に託けて強行されている海上自衛隊の軍事力増大は、軍事大国化の野望の実現に躍起になっている軍国主義者の狂気の沙汰としか言いようがありません。

『まや』号には自衛隊の装備としては初めて他のイージス艦や自衛隊のAWACS等と、敵軍の航空機・ミサイルの位置情報をリアルタイムで共有出来るCEC、共同交戦能力システムが設けられているといいます。艦船のレーダーで相手側のロケットや飛行機が捉えられない場合も米軍から直ちに資料を受け取り、それに対応出来るようになっています。またこの艦船には日米が共同で開発した新型迎撃ミサイル『SM-3ブロック2A』も搭載されています。

日本のマスコミは「海上自衛隊が来年までこのようなシステム装備の艦船を更に建造し、今後アメリカから購入する事にした13機のAWACSにもこのシステムが設けられる」と宣伝しました。詰まる所これは憲法上交戦権と参戦権はもちろん正規軍も持てない日本が、今は空と地上・海で米軍と共に情報をリアルタイムで共有し如何なる軍事作戦も思うままに遂行出来るという事を意味します。

朝鮮半島と地域の平和と安全を脅かす自衛隊武力の近代化の危険性は正にこれにあります。

今、日本はアメリカの覇権主義政策の片棒を担いで自衛隊の実践能力を強め、再侵略の道を開こうとしています。年初めから日本列島の地上と空中・海上で日米合同軍事演習を相次いで強行し、周辺諸国に対する敵意と領土膨張の野望を剥き出しにしています。先日も日本では数百キロメートルの外で動く潜水艦を追跡及び識別出来る潜水艦ハンター艦が進水し海上自衛隊に就役しました。

自衛隊の武力増強は、上司を笠に着て過去の侵略の歴史を繰り返そうとしている戦犯国日本の野望に変わりが無いという事を示しています。

（時事評論）

RIGHT:'''2020年の記事'''
RIGHT:'''2020.04.03 サイト音声の聞き書き'''
LEFT:[[「潜水艦ハンター艦」の建造をめぐっての懸念]]
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//（200403 サイト音声の聞き書き ije200330002.mp3）
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//200403_危険な武力近代化
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