#author("2019-05-01T13:55:10+09:00","default:pop hok","pop hok")
*北と南の関係の進展を阻む無謀な戦争演習 [#of2e8f53]
アメリカと南朝鮮当局が内外の反対を押し切って朝鮮半島と地域の情勢を忌まわしい局面へと導いています。

周知のようにアメリカと南朝鮮軍部はこの3月、「キー・リゾルブ」合同演習に取って代わる演習「同盟19-1」を断行したばかりか、8月は「乙支フリーダムガーディアン」演習を「同盟19-2」に改称して行う予定です。これは歴史的な北と南、朝米首脳対面で成された合意に乱暴に反するもので、協力の運びとなった朝鮮半島の平和ムードを破る挑発行為です。

朝米間に対話が行われる間に共和国が挑発と見做すアメリカと南朝鮮との合同演習を停止するのは、歴史的なシンガポール朝米首脳会談でアメリカが公式に言明し世界に公表したものです。南朝鮮当局もそれに歓迎の意を表し、共和国との数回に亘る交渉を通じて朝鮮半島の永続平和の為の実践的措置を極力執る事を確約しました。

ところがアメリカと南朝鮮の信義の無い勢力はその約束をかなぐり捨て、演習の縮小と防衛的性格を云々しその罪な強行を正当化しています。正に朝鮮半島の平和を望む内外の志向と念願に対する我慢成らぬ愚弄・挑戦そのものです。

軍事行動の名称を変え規模を縮小するからといってその挑発的性格と侵略的な正体を隠蔽出来ると思うなら、それこそ考え違いという事です。「規模は縮めてもアメリカと南朝鮮の軍事的な準備態勢は更に強まるだろう」というのが、国際社会の一致した見解です。

アメリカ国防総省が「大規模な合同軍事訓練の調整にも拘らず軍隊の準備態勢は以前のレベルに保たれる」と明記した事、南朝鮮軍当局が「演習がコンピューター・シミュレーションで行われるだけに、規模が重要なのでなく訓練の内実は更に強まるだろう」と公言した事がそれを物語っています。

更に「同盟19-2」に“反撃”という事実上の攻撃訓練が予定され、南朝鮮軍部が「未来地上軍の再配備案」に武力配備を共和国北半部の全域まで拡大する内容を盛り込もうとするのも、好戦勢力の共和国押し潰しの狂気を如実に示すものです。

現実はアメリカと南朝鮮好戦勢力の合同演習が防御でない侵略戦争演習で、対話の相手側である共和国に対する許せない敵対行為である事を明白に実証しています。共和国は、表では平和と対話を云々し裏では依然として火遊びに狂っているアメリカと南朝鮮当局の二面的な振る舞いを、鋭く注視しています。

公正なジャーナリズムは、「アメリカと南朝鮮当局が無謀な戦争演習で得るのは、惨憺たる後悔と破局的な結果しかないという事を銘記し、自重するのがよい」と評しています。

（時事評論）

RIGHT:'''2019.04.30 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き'''
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//（190430 サイト音声再生不可）
//（時事評論 2019.04.30）
//190430_北と南の関係の進展を阻む無謀な戦争演習
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