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*共和国英雄　李寿福 [#l99b4c57]
>私は解放された朝鮮の青年だ&br;
生命も大切だ　輝かしい明日の希望も大切だ&br;
しかし、私の生命、私の希望、私の幸せ&br;
これは祖国の運命には代えられない&br;
ひとつしかない祖国のために&br;
二つとない生命ではあるが&br;
私の青春をささげること以上に&br;
尊い生命、美しい希望、偉大な幸せが&br;
ほかにあるだろうか！

これは1950年代の初め、アメリカが起こした3年間の朝鮮戦争の時、国と人民のために命をためらうことなくささげて戦った共和国英雄''リ・スボク''((李寿福（리수복　1933～1951）　朝鮮人民軍兵士・共和国英雄。平安南道順川出身。朝鮮戦争の時期（当時18歳）、1211高地に連なる無名高地の奪還戦闘のさい、敵の銃眼をわが身をもってふさぎ、部隊の突撃路を開いて戦死。'''（小林よしおの研究室）'''))さんが書いた「''かけがえのない祖国のために''」と言う詩です。

朝鮮人民誰もが好んで詠んでいるこの詩は長くなくても一つ一つの詩句に国の運命は即ち自分の運命であるという深奥な内容が込められています。享年18のリ・スボクさんは詩人でも、作家でもない朝鮮の普通の青年でした。

リ・スボクさんは日帝の植民地支配の時、ピョンアン南道((平安南道（평안남도）))スンチョン市((順川市（순천시）))の貧しい農家に生まれました。
リさんの幼年時代は涙の中に流れました。父が薪売りをして稼いだお金で学校に入学はしたものの、授業料が納められず、間もなく追い出されてしまいました。

勉学の願いは国が解放されて初めて叶いました。偉大な金日成主席が取り戻した国で幸せが大きくなるほど、国が大事に思われてなりませんでした。リさんは故郷を心から愛しました。文学が好きだったリさんは文を作っても故郷と祖国を歌った文を作って人々を感動させました。

チュチェ39（1950）年6月25日、アメリカが朝鮮戦争を引き起こした時、リさんは主席が取り戻した貴重な国を守るため、誰よりも先に人民軍に志願しました。主席が取り戻した国で初めて幸せと生き甲斐を覚え、主席はとりもなおさず祖国であり、祖国は幸せの揺籃であることを痛感したので勇敢に戦いました。

特に''1211高地の戦闘''で偉勲を立てました。リさんは、チュチェ40（1951）年10月のある日、1211高地の左側の無名高地を奪還する戦闘を前に、一つしかない祖国のため、二つとない生命を惜しみなく捧げる意志を込めた詩を書きました。そして、この戦闘で火を吐く敵の銃眼を胸で塞ぎました。

リ・スボクさんには共和国英雄の称号が授けられました。今、リ・スボク英雄の母校にはリさんの銅像が建てられ、学校はリ・スボク・スンチョン化学工業大学と命名されました。また、敵陣目掛けて突進するリ・スボク英雄の姿が美術作品に描かれ、映画も制作されました。

リ・スボク英雄が書いた詩に節がつけられ、広く歌われています。

リ・スボク英雄は人民軍軍人と人民の心の中に永遠に生きており、その詩は敬愛する金正恩元帥の導きの下、力強く進んでいる朝鮮人民を偉勲へと励ましています。
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RIGHT:'''2012年の記事'''
LEFT:[[共和国英雄のリ・スボクと詩「一つしかない祖国のために」]]、[[英雄の名で呼ばれる1211高地]]
LEFT:[[詩「一つしかない祖国のために」]]、[[共和国英雄のリ・スボクと詩「一つしかない祖国のために」]]、[[英雄の名で呼ばれる1211高地]]
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