#author("2017-03-29T11:53:33+09:00","default:pop hok","pop hok")
*侵略者の悲惨な運命 [#w72c6256]
ここに、アメリカの一般兵士でない将校の惨めな姿を納めた一枚の写真があります。45年前、共和国の領海に不法に入ってスパイ行為をし、朝鮮人民軍海軍に拿捕されたアメリカの''武装情報収集艦''「''プエブロ''」の''艦長ロイド・マーク・ブッチャー''が罪を認めて震える手で謝罪文を書き、許しを請う卑屈で哀れな姿を見せるものです。

世界の注目を集めたプエブロ事件は今も自主的人民の尊厳を侵す者らの運命はどういうものかを教えています。

チュチェ57年、1968年1月23日、海上巡視中の朝鮮人民軍海軍艦艇は朝鮮東海のウォンサン付近のリョ島から7.6マイルの水域でスパイ行為を働いていた1千トン級のアメリカの武装情報収集艦「プエブロ」を拿捕し、乗組員80数人を捕らえました。

「プエブロ」はCIAが直接派遣した武装情報収集艦で、他国の軍事基地の位置を探知するための近代的な設備を搭載していました。艦船位置の一日記録簿には朝鮮の領海に数回も侵入してスパイ行為を働いたことが詳しく記録されていました。

「プエブロ」の拿捕は、共和国の正当な自主権の行使で、世界の平和を脅かすアメリカ侵略者に対する当然の懲罰でした。にもかかわらず、アメリカは厚顔無恥にも「プエブロ」が「公海上」で拿捕された、スパイ行為をしたことはないという偽りを流し、軍事的に脅して愚かにも朝鮮人民を屈服させようとしました。

そして、「プエブロ」が拿捕された翌日の24日と25日の両日、「国家安全保障会議」を開いて「軍事的報復措置」を取ることを決定し、これに従って陸海空軍からなる侵略武力を朝鮮沿海に集結させ、共和国を脅しました。

アメリカの狂気じみた新たな戦争挑発策動のため朝鮮半島にはいつ戦争が起こるとも限らない緊張状態が作られました。

偉大な金日成主席は厳しい情勢に対処してチュチェ57年、1968年2月8日の歴史的な演説で、朝鮮労働党と朝鮮人民の確固たる決意と革命的立場を示しました。共和国は戦争を望まないが、決して戦争を恐れず、アメリカ侵略者の「報復」には報復で、全面戦争には、全面戦争で答えると厳かに宣言しました。

世界は朝鮮の強硬な立場と態度に驚嘆を禁じえませんでした。朝鮮人民の反米聖戦を20代の青年将軍である偉大な金正日総書記が導きました。

侵略者をいささかも容赦しない朝鮮労働党と人民軍、人民の断固たる立場と気概をよく知っていた艦長など乗組員は犯罪の事実を洗いざらい告白し、共和国が寛容と慈悲を施してクリスマス前に家族の許へ帰れるようにしてくれることを切に願いました。虚勢を張るアメリカの脆さをそのまま見せるものでした。

アメリカはついに朝鮮人民に膝を屈して犯罪を認めました。アメリカ政府は「プエブロ」のスパイ行為と共和国敵対行為について謝罪し、いかなる艦船も二度と朝鮮民主主義人民共和国の領海に侵入しないようにすると言うことを保証する書類にサインしました。

この事件を通して共和国の人民軍と人民は偉大な金日成主席の回りに結集した必勝不敗の威力と労働党の自衛路線の正しさを世界に力強く示しました。

「プエブロ」は今も、人民軍と人民が指導者の周りに一致団結した共和国の自主権をすこしでも侵す者には悲惨な運命だけがあるということを雄弁に物語っています。
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RIGHT:'''2013年の記事'''
LEFT:[[プエブロ号事件]]
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