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*人間は自主性のある社会的存在 [#w4cc8de6]
人間は自主性のある存在、自主的な社会的存在です。それは自主性が世界と自己の運命の主人として自主的に生き、発展しようとの社会的人間の属性だからです。

自主性により人間は自然の束縛を克服し社会のあらゆる従属に反対し、あらゆるものを自分自身の為に奉仕するよう改造して行きます。自主性は人間が自然と社会の主人、自分自身の主人として生きようとの自主的要求を提起し、その実現目指して励んでいる事に具体的に現れます。

人間の自主的要求は自然のあらゆる束縛と社会的従属から抜き出て生存と発展の有利な条件をつくり、国と社会の平等な主人として社会的人間の尊厳と権利を思う存分行使しながら生き発展する事に表われます。更に古く反動的な思想文化の束縛から抜け出て精神的・肉体的により力ある存在として生き発展しようという事も、やはり人間の自主的要求の表われです。

人間が自主性のある社会的存在になるのはまた、それが人間にとって生命だからです。人間は肉体的生命と共に社会的・政治的生命を持ちます。肉体的生命が生物有機体としての人間の生命だとすれば、社会的・政治的生命は社会的存在としての人間の生命です。

人間が社会的・政治的に従属されている条件の下では自然を改造してもその恩恵を受けられず、古い思想と文化の束縛から抜け出す事も出来ません。これは自然の主人・自分自身の主人になるには、何よりも社会的・政治的自主性が実現しなければならないという事をいいます。

社会的・政治的自主性が社会的存在としての人間の尊厳と価値を決める基本的要因、自然の主人・自分自身の主人になる為の先決条件という意味から、社会的・政治的自主性は社会的人間の生命だというのです。

従って人間は自主性のある社会的存在なのです。

（チュチェ思想）

RIGHT:'''2019.07.29 サイト音声の聞き書き'''
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//（190729 サイト音声の聞き書き ije190613001.mp3）
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