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*人民のための献身の1日 [#j2e330fa]
偉大な金日成主席は生涯を閉じるまで現地指導を続け、国と人民のために全てを尽くしました。

チュチェ81（1992）年5月のある日のことです。主席はケソン地区に向かって現地指導の途につきました。主席がピョンヤンを発ったのは未明でした。走る車内で、随員はしばしば腕時計をのぞきました。朝早く出発したので、主席は朝食を抜いたのです。

ケソンを近くして、主席は車を止めさせました。そして、小休止しながら、朝食を取って行こうと言いました。戸惑っている随員の思いを察した主席は、ご飯は心配しなくてもいい、夕べ、弁当を用意させたが、それを1つずつ配るようにと言って、ケソン市民に迷惑を掛けず、時間も節約できてよいと言いました。

質素な弁当で朝食を済ました主席は、ケソンに着くと、市内の古跡を見ました。疲れはものともせず、古跡を1つ1つ見て、人民の英知と才能が宿る貴い文化遺跡と遺物の保存管理をきちんとするようにと詳しく教えました。

昼時間もだいぶ過ぎた時でした。周りの人たちは、主席に少し休んでほしいと切々と言いました。けれど、主席は午後も、市内の工場と農村を始め各所を見ました。このように、現地指導で多忙な1日を過ごした主席がピョンヤンに帰ったのは夕暮れでした。

ピョンヤンに来た主席は、その日の現地指導についての歴史学者の意見を聞いて、またもや仕事を始めました。普通、人々は休みを伴って働くのが常ですが、その日も、主席は80の高齢にもかかわらず百日、千日並みに労苦の限りを尽くしました。

正に、金日成主席の1日1日は、国の繁栄と人民の幸せのための愛国の献身で綴られています。

（偉人伝）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//（偉人伝 2019.07.02）
//190707_人民のための献身の1日
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