#author("2017-04-11T17:30:25+09:00","default:pop hok","pop hok")
*煕川発電所を建設した軍人たち [#t70c491c]
この4月、共和国のチャガン道((慈江道（자강도）))ヒチョン((熙川（희천）))に今ひとつの大規模水力発電所である''ヒチョン発電所''が建設されました。発電所の完工でピョンヤンの電気問題がより円滑に解決し、国の経済発展と人民生活の向上に大いに役立つことが見越されています。

既存の公式によりますとヒチョン発電所の建設は、10年以上はかかる膨大なものでした。しかし僅か3年で建設が終りました。水力発電所建設の歴史に未だ嘗てなかった奇跡のようなものでした。発電所の建設には人民軍軍人たちの偉勲が秘められています。

軍人たちが工事の鍬入れをしたのは2009年４月。あれから3年間、軍人たちはあらゆる困難を乗り越えながら工事を進めなければなりませんでした。北国の寒さはとても厳しく、資材と輸送機材など何もかも不足がちな毎日でした。しかし軍人たちは、ためらうことを知りませんでした。

ヒチョン発電所の建設現場を何度も訪れ、如何なることがあっても発電所を3年の内に建設しようと呼びかけた敬愛する金正日総書記。金正日総書記のこの心からの呼びかけが軍人たちの胸に決死貫徹の信念として刻まれていました。軍人たちは不屈の精神力で不足するすべてのものを自力で解決していきました。

既成概念を破ってダムの建設を新しい科学的土台の上に引き上げなければ建設の期日は保障できない、これを自覚した軍人たちは新しい工法をどんどん受け入れました。ヒチョンダムの建設を受け持った軍人たちは、コンクリートの打ち込みと混合物の運搬に新たな方法を取り入れ、ハイスピードで工事を進めました。何事に付け一気に、これが軍人たちの意気込みでした。

リョンリムダムの建設を受け持った軍人たちもコンクリートの打ち込みを急ピッチで進めました。軍人たちには昼と夜の区別がありませんでした。一日の作業量を上回って達成しても物足りなく、夜もコンクリートの打ち込みに加わりました。また、食堂に行く時間も惜しく、現場で握り飯を食べながら作業を続けました。

故障した輸送機材の部品を自力で解決しようと遠くのところまで行ってきたり、良質のコンクリートを作るため多量の砂利を水で洗ったりしながら昼夜兼行で仕事に励みました。しかし、建設に当たった軍人のみなが笑顔で完工の日目指して進みました。

発電所で電気がどんどん生産されて人民の生活がいっそう潤いを増し、共和国がいっそう栄えるという確信があったので大規模なダムの建設を2年で終えることができました。

それだけではありません。崩落が相次ぐ切羽で削岩機を動かし、6ヶ月という短い間にトンネルを貫通させ、その勢いでトンネル水路の拡張と被覆工事を成功裏に終えました。

そして、発電機室の建築工事など難しく膨大な工事を一気に終えるという英雄の偉勲を轟かした軍人たちです。その不屈の精神でヒチョン発電所が時代のモニュメントとして完成しました。

朝鮮人民軍軍人は決死貫徹の精神と一気の精神でこれからもモニュメンタルな建造物をどんどん建てるでしょう。
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RIGHT:'''2012年の記事'''
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