#author("2017-04-11T13:52:20+09:00","default:pop hok","pop hok")
*板門店の石碑の前で [#zf18474f]
先日、外国のある代表団と共に朝鮮半島の分断の象徴である''パンムンジョム''に行ったことがある。一歩一歩に分断の悲劇が感じられるパンムンジョム。偉大な金日成主席が生涯の終わり頃、国の統一関係の書類に残した直筆を刻んだ石碑の所へ案内された。
>「金日成　1994年7月7日」

石碑を見ていると、国の統一のために尽くしてなした主席の業績を末永く輝かし、その遺訓を実行しようと奮闘した金正日総書記の不滅の業績が胸熱く思い浮かんできた。

1994年、思いがけなくも金日成主席をなくし、帝国主義者がいつになく悪辣に社会主義朝鮮を押しつぶそうとしていた時、世界は懸念の目で共和国を注視した。軍事優先の政治で社会主義を守っていく金正日総書記の心中にはいつも主席のこの直筆が刻まれていた。

パンムンジョムに主席の直筆を刻んだ石碑を建てるようにした総書記は1996年11月のある日、ここを訪れた。石碑の前に立ち尽くしていた総書記は、主席の願い通りに朝鮮人民に必ず統一なった国をプレゼントしたいと述べた。それは主席の気高い統一愛国の志と願い通りに国の統一の歴史的偉業を必ず達成するとの厳かな宣言であった。

そしてこの宣言は、北と南の50年余りの対決の時代に終止符を打った2000年6月15日の共同宣言と2007年10月4日宣言の発表へと繋がった。

国の統一の歴史において転機となったこれらの宣言の発表によって、数十年もの間、断ち切られていた北と南の鉄道と道路が結ばれ、空路と船路が開かれて内外の同胞が北と南を往来し、ともに国の統一のイベントを催した。実に、6月15日共同宣言により統一へと向かう時代が開かれたので朝鮮民族の統一運動には世界の人々を驚嘆させる奇跡のような出来事が相次いだのである。

主席の直筆を刻んだ石碑の前で朝鮮人民みなは、金正日総書記はまさに国の統一の導き手であり、「朝鮮民族同士」の理念の下、統一の日は必ず来るということを胸熱く感じた。

今、朝鮮人民みなは、金正日総書記をあまりにも突然なくした悲しみを力と勇気に替えて統一目指して奮闘している。

主席の直筆を刻んだ石碑は語っている。金正日総書記の偉業をそのまま引き継ぐ敬愛する金正恩同志がいて朝鮮は遠からず一つになり、世界で最も強く尊厳ある国として光輝くだろう、と…。
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RIGHT:'''2012年の記事'''
LEFT:[[パンムンジョム（板門店）]]
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