#author("2023-09-18T20:17:54+09:00","default:pop hok","pop hok")
#author("2024-05-06T19:26:18+09:00","default:pop hok","pop hok")
*開城の世界文化遺産 [#s0410506]
朝鮮の主な観光地の一つである''ケソン''((開城（개성）))は古跡の多い都市である。ケソンは朝鮮民族の歴史で初の統一国家だった''コリョ''、高麗（918年―1392年）の都として約500年間、存続した。

ケソンの遺跡の中でワンゴン王陵、キョンヒョ王陵、ケソン城、ケソンのナムデ門、ソンジュク橋、ピョチュン碑、スンヤン書院、コリョ・ソンギュン館、マンウォル台、ケソン瞻星台、七つの古墳群、ミョンルン古墳群はチュチェ102（2013）年6月、世界文化遺産に登録された。

#style(addstyle=float:left;margin:5px;){{
#ref(ike230807015_001.jpg,wrap,200x120)
}}
#style(addstyle=float:left;margin:5px;){{
#ref(ike230807015_002.jpg,wrap,370x120)
}}
#style(addstyle=float:left;margin:5px;){{
ワンゴン王陵((王建王陵（ワンゴンワンルン、왕건왕릉）))
}}
#style(style=clear:both;,end)
#br

#ref(ike230807015_003.jpg,wrap,around,left,216x120)
キョンヒョ王陵((恭愍（景孝）王陵（공민왕릉）))
#clear
ワンゴン王陵とキョンヒョ王陵はコリョの始祖王である''ワンゴン''と第31代の''キョンヒョ王''の墓である。
#br

#ref(ike230807015_004.jpg,wrap,around,left,206x120)
ケソン城
#clear
#br

#ref(ike230807015_005.jpg,wrap,around,left,275x120)
ケソンのナムデ門((南大門（남대문）))とヨンボク寺の鐘((演福寺鍾（연복사종）))
#clear
ケソン城はコリョの都の城（外城）として1009年から1029年の間に築かれ、ケソンのナムデ門は中の城の南門として1391年から1393年の間に建てられた。ケソンのナムデ門の門楼には重さが約14トンのヨンボク寺の鐘がある。
#br

#ref(ike230807015_006.jpg,wrap,around,left,277x120)
ソンジュク橋((ソンジュッキョ、善竹橋（선죽교）))とピョチュン碑((ピョチュンビ、表忠碑（표충비）))
#clear
ソンジュク橋は朝鮮に現存する石橋の中で最古のものの一つである。コリョ末期の高官で有能な軍事家、外交家だった''チョン・モンジュ''((鄭夢周（단심가）))が撲殺された石橋である。ピョチュン碑はチョン・モンジュの忠義を称えて建てた石碑である。
#br

#ref(ike230807015_007.jpg,wrap,around,left,316x120)
スンヤン書院((スンヤンソウォン、崇陽書院、崧陽書院（숭양서원）))
#clear
スンヤン書院はチョン・モンジュが住んでいた家の址に建てたものである。当時、教育と共に儒教を普及する場に利用された。
#br

#ref(ike230807015_008.jpg,wrap,around,left,189x120)
コリョ・ソンギュン館((成均館（ソンギュングァン、성균관）))
#clear
世界最古の教育機関の一つであるコリョ・ソンギュン館は、コリョ時代の国家の最高教育機関として992年に建てられた。ここから多くの名人が輩出した。
#br

#ref(ike230807015_009.jpg,wrap,around,left,342x120)
マンウォル台((満月台（만월대）))
#clear
マンウォル台はコリョ時代の王宮の址である。ここで数多くの遺物が発掘された。
#br

#ref(ike230807015_010.jpg,wrap,around,left,188x120)
ケソン瞻星台((開城瞻星台（개성 첨성대）))
#clear
天文気象観測用として建てられたが、今は高く築いた台だけが残っている。世界最古の天文台に属する。
#br

#ref(ike230807015_011.jpg,wrap,around,left,370x120)
七つの古墳群((チルリョウ群、七陵群（칠릉군）))と代表的な古墳
#clear
七つの古墳群はマンス山麓に群れを成している七つのコリョ時代の墓である。墓の規模や出来具合、遺物などからしてコリョ末期の王室と繋がりのある人物の墓と推定されている。
#br

#ref(ike230807015_012.jpg,wrap,around,left,314x120)
ミョンルン古墳群((ミョンリョウ群、明陵群（명릉군）))
#clear
ミョンルン古墳群は3基の墓からなっている。その中の一基はコリョ第29代王の墓と推定されている。

#br
朝鮮民族の才知が宿るこれらの古跡は国の民族遺産保護政策により大事に保存・管理されている。

（レクリエーション、視聴者と共に―ご案内）

RIGHT:'''2023.09.17の記事'''
LEFT:[[開城の歴史的建造物群と遺跡群>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E5%BB%BA%E9%80%A0%E7%89%A9%E7%BE%A4%E3%81%A8%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%BE%A4]] -- Wikipedia&br;
[[コリョ（高麗）]]、[[世界文化遺産―ケソンの歴史遺跡]]、[[世界文化遺産の都市]]、[[チョン・モンジュ（鄭夢周）]]&br;
[[コリョ・ソンギョン館]]、[[コリョの王宮の址]]、[[コリョ太祖ワンゴン]]、[[インサムの生まれ故郷ケソン]]、[[チョン・モンジュとソンジュク橋]]、[[ヨンボク寺の鐘]]、[[朝鮮初の統一国家コリョ]]、[[天然記念物―ソンギュン館イチョウの木]]、[[歴史遺跡―キョンヒョ王陵]]、[[歴史遺跡―ケソン瞻星台]]
----
-2018.06.17 [[朝鮮のケソン市が歴史文化の都市らしく一新>vok180617#v0027f4f]]
-2018.08.30 [[今年、朝鮮のケソンを5万人の外国のツーリストがめぐりました>vok180830#ic8e5083]]
-2018.12.23 [[ケソン市の国土管理での成果>vok181223#w4d86ca9]]
-2019.03.28 [[ヨーロッパ諸国の駐朝代表部のメンバーがキョンヒョ王陵を見学しました>vok190328#p5818112]]
-2020.05.09 [[ケソンの世界文化遺産>vok200509#ia17bbdc]]
-2022.09.01 [[コリョ・ソンギュン館設立1030周年記念の集いがありました>vok220901#qf8f3299]]
-2024.05.04 [[民族遺産保護活動が大衆挙げての運動に展開されています>vok240504#hef6252c]]
----
#include(vok_navi01,notitle)
//（レクリエーション、視聴者と共に―ご案内 2023.09.17）
トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS