#author("2018-02-21T15:50:02+09:00","default:pop hok","pop hok")
*オリンピック会場での安倍の醜態 [#nd8991e1]
第23回冬季オリンピック開幕式の参加の名目で南朝鮮を訪問した日本首相安倍が、卑屈で邪な性根((発音は「しょうこん」の方。))を赤裸々に曝け出し、世人の嘲笑の的となりました。

冬季オリンピック参加国の代表団の写真撮影と歓迎宴が始まりましたが、安倍は、共和国の高位級代表団に出くわさないように避けて回るアメリカ副大統領フェンス((マイク・ペンス副大統領))の後ろにくっ付いて、遅くまで顔を出しませんでした。写真撮影が終わり歓迎宴のスピーチの途中、フェンスの背中にくっ付いて会場に現れた安部は、共和国の代表団の前で身の置き所が無くて気詰まりな上司の気持ちを察して、すぐ隣の部屋に連れて行き、仲間外れにされた二人きりで写真を撮って孤独を紛らしました。

またオリンピック開幕式で朝鮮の北と南の選手団が共同入場すると、各国の代表が総立ちで拍手を贈り祝った時も、暗い表情で座りっぱなしのフェンスの稚拙な行動を真似て、周囲から憎悪の視線を浴びました。安倍がオリンピック参加の名目で南朝鮮に来て取った憎らしい行動は、いずれも朝鮮民族の怒りを呼びました。

共和国が同じ民族の慶事を我が事のように喜び、祝賀の歌も歌い応援も共にし、高位級代表団まで派遣してオリンピックを一層賑やかにしている事に、民族皆と世界が熱烈な拍手を贈っています。しかし只一人、度量が狭くて嫉妬深い安倍の目には、それが「''微笑外交''」のように見えたのです。

''腹黒い者は他人も同じだと考えるものです''。

朝鮮民族の分断が日本の植民地支配の結果であるだけに、70年以上も二分もされている朝鮮民族の痛みに誰よりも罪意識を覚え、''朝鮮民族の和解の為に手を貸すのが日本の正しい姿勢でしょう''((外部勢力の手を借りずに民族の意思で自主統一目指して奮起しよう。))。にも拘らず謝罪と賠償はおろか、朝鮮の北と南の和解に極度の不安を感じ、あたふたと玄界灘を渡って来ては、辛うじて醸し出された和解の雰囲気に水を差そうと躍起になった安倍は、招かれざる客としか言いようがありません。

「南朝鮮はオリンピック以後、直ちにアメリカとの合同演習をすべきだ」と言う安倍の発言は軽薄なもので、日本の反動勢力の腹黒い下心の集中的な表れです。平和の薫風が朝鮮半島に吹いているのは、安倍にとって耐え難い苦しみでしょう。その為時と場所を構わず「南朝鮮はオリンピックが終わるが早く、アメリカとの合同演習をすべきだ」と、身の程知らずに戯言を言ったのです。

安倍政権が、朝鮮半島の平和の雰囲気が針の筵に座らされたように不安を掻き立てる為、如何に騒ぎ立てても、大勢の成り行きは島国の政治の矮人を嘲笑し、その思い通りにはならないでしょう。

今回安倍は慰安婦問題での合意の事を又もや持ち出して、「不可逆的」だの「国家対国家間の合意」だのと途方もない詭弁を並べ立てましたが、これは「政治家がテーブルの上でのやり取り式の協議で解決する思案では無い」という答えによって、赤恥をかきました。''只の無頼の徒に過ぎない者のオリンピック開幕式の参加が恩着せがましいもの''であるかのように振る舞い、その代償として虫歯のような旧日本軍性奴隷問題を覆い隠すつもりだった安倍の計画は失敗に終わりました。

この度の“''お目出度''”を潰してしまおうと躍起になりましたが、結局は無駄骨を折って帰った安部ですから大声で騒ぎ立てるのは程々にして、朝鮮半島で響き渡る平和の叫び声を聞き入れるのが良いでしょう。

反省し目覚めるのは、早いほど良いものです。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.02.20 サイト音声の聞き書き'''
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