#author("2017-03-09T19:55:08+09:00","default:pop hok","pop hok")
*アメリカの武装情報収集艦「プエブロ」の惨めな運命 [#y5940218]
チュチェ57（1968）年1月23日、朝鮮東海上で世界の人々にショックを与える事件が生じました。

朝鮮東海のウォンサン((元山（원산）))付近のリョ島から7.6マイルの水域にまで侵入してスパイ行為を働いていたアメリカの武装情報収集艦「''プエブロ''」が正常な海上のパトロールに当たっていた朝鮮人民軍海軍によって拿捕されたのです。

これは主権国家の共和国の当前の自主権の行使であり、民族の尊厳と国の安全を守る朝鮮の軍隊と人民の正しい自衛の措置でした。この事件で世界は大騒ぎでした。世界で威張っていたアメリカが小さな国の朝鮮に赤恥をかいた、世界のどの海域でも捕らわれたことがなく、わがままに出入りしながらスパイ活動をしていたかの有名な「プエブロ」が勇敢な朝鮮人民軍によって拿捕された、アメリカはおろおろしている、などの世論が流されていました。

にもかかわらず、アメリカは厚顔無恥にも「プエブロ」が「公海上」で拿捕された、スパイ行為をしたことはないという偽りを流し、盗人猛々しくも共和国への「報復」を云々しながら空母を始め陸海空軍のおびただしい兵力を朝鮮半島周辺に大挙、機動、展開させました。世界は不安の中、朝鮮を注視し、朝鮮に「プエブロ」と乗組員を帰らせたらどうかと言う意見を出す国もありました。

偉大な金日成主席は金正日総書記に最高司令官の立場ならどう決心するかと聞きました。ペクトゥ山の気概とどんな逆境の中でもびくともしない胆力の持ち主である総書記はアメリカが降伏書を出す前には「プエブロ」の乗組員を決して帰らせないし、船は共和国の戦利品なので、敵が降伏書を出しても返還しないと答えました。主席はたいそう満足して、われわれは戦争を望まないが決して恐れはしない、アメリカ帝国主義者の「報復」には報復で、全面戦争には全面戦争で答えると述べました。

「報復」には報復で、全面戦争には全面戦争で！　これは主席と総書記の鉄のような意志の宣言、共和国の自主権と尊厳に手出しするものに下した情け容赦ない鉄槌でした。傲慢にふるまっていたアメリカは朝鮮に屈して謝罪文にサインしました。

アメリカは謝罪文に「アメリカの艦船が朝鮮民主主義人民共和国の領海に侵入して朝鮮民主主義人民共和国に反対する由々しいスパイ行為をしたことに対し、全責任を負って謝罪し、今後二度と、アメリカのいかなる艦船も朝鮮民主主義人民共和国の領海に侵入しないようにすることを確実に保障するものです」と書きました。

「プエブロ」事件は民族の自主権と尊厳に手出しする侵略者には容赦というものを知らず、与えられるのは破滅と死だけだということをそのまま示しています。

RIGHT:'''2016年の記事'''
LEFT:[[プエブロ号事件]]
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