#author("2018-10-13T17:44:35+09:00","default:pop hok","pop hok")
*いっそう露骨になる日本の軍国主義復活と海外膨張策動 [#x448c1ea]
日本首相安倍が自民党総裁に再選された後、「70年以上一度も実現出来なかった憲法改正に、今正に挑むつもりだ」と力説しました。安倍が再選されるが早くまたもや憲法改正問題を持ち出したのは、何が何でも必ず昔の植民地宗主国の地位を獲得する為再侵略の刃を研ぎ澄ましている、日本の政界の根深い軍国主義の野望の表れです。

改憲は安倍の一生一世の政治目標です。折に触れて「私が首相になれば一番先に憲法から改正する」と強調して来た安倍が、国内の極右の流れに乗って再選を果たすと、70年余りも悲願として残っていた憲法改正に今正に着手するというのは、決して世人を驚かすような事ではありません。第二次大戦の後、日本の体制を法的に裏付ける平和憲法((日本の憲法は「日本国憲法」です。))第九条第一項には「戦争の放棄」を、第二項には「戦闘力を保有しない事」を明記しています。

安倍政権がこれを一日も早く改正しようとあくせくするのは一言で言って平和憲法が軍国主義復活・海外侵略の野望の実現へと疾走する戦争馬車にブレーキを掛ける役割をしているからです。憲法第九条に自衛隊存在の規定を追加する改憲をここ数年内に必ず成功させて、日本を意のままに侵略戦争を行える国に変えようというのが安倍政権の野望です。

既に周辺有事法、有事関連法、テロ対策特別措置法等、海外軍事進出の為の法的土台を築いた日本は、空母型の戦闘艦船と新鋭戦闘機、空中給油機を保有し、中長距離ミサイルの能力拡張に血眼になっています。

現在日本は「2020年に改定された憲法を施行する」という、憲法改正時間表まで作成しています。先日発表された2018年防衛白書にも、軍備拡張を促し平和憲法の制約から抜け出ようとする安倍政権の膨張主義の政策が盛り込まれています。

日本が憲法改正以後進む道がどこなのかは三尺の童子でも弁える事((何度聞いても「さんじゃくのどうじ」と言っている、「三歳の子供でも分かる」的な意味と思われる。))です。

莫大な軍事費の蕩尽、軍事大国化により既に危険な戦争勢力となった日本が、平和憲法というブレーキまで外そうとするのですから、これは世界人民にまたもや酷い災難を振り掛けようとの無分別な妄動だと言わざるを得ません。

平和の新しい気流が世界の政治情勢に押し留める事の出来ない影響を及ぼしており、地域の力関係が急速に変化している時、これに逆らっている日本は正にアジア太平洋地域の平和と安全を脅かす最も危険な侵略勢力です。

それで今国際社会は、「日増しに露骨になる日本の反動勢力の軍国主義復活と海外膨張策動に警戒心を高めるべきだ」と等しく主張しています。

（時事評論）

RIGHT:'''2018.10.12 サイト音声再生不可、短波放送聞き書き'''
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//（時事評論 2018.10.12）
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