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*「丁未7条約」 [#w98befcf]
今年の7月24日は、日本帝国主義者が朝鮮の内政権を奪う目的で、「''丁未7条約''」、日本で言ういわゆる''第3次日韓協約''をでっち上げてから115年になる日です。

日帝は1905年11月、「''乙巳5条約''」、いわゆる第2次日韓協約を不法に捏造して朝鮮の外交権を強奪し、「統監政治」を実施しました。一方、朝鮮の内政権まで奪うため機会を狙っていました。

こうした時、1907年6月、朝鮮封建王朝のコジョン皇帝が3人の密使をハーグで開かれる第2回万国平和会議に派遣して、「乙巳5条約」の不法さと無効さ、朝鮮に対する日帝の植民地支配の不当さを暴くようしかけた「''ハーグ密使事件''」が起きました。
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ハーグに派遣された密使たち
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朝鮮「統監」だった伊藤博文は日本外務大臣に、この事件が「局面を一新する行動を取る好機」だと言う内容の極秘の暗号電報を送りました。コジョン皇帝を皇位から追い出し、朝鮮の内政権を強奪しようとの凶悪な企みが秘められていました。

日帝は「ハーグ密使事件」を口実にコジョンを脅かし、退位を迫りました。コジョンは日帝とその手先の執拗な圧力と恐喝に負けて、「軍国大事を皇太子に代理させる」と言う内容の詔勅に御璽（ぎょじ）を押しました。

この詔勅は後日、皇位を取り戻そうとのコジョンの意図が込められたもので、譲位の詔勅では決してありませんでした。しかし、日帝はコジョンの詔勅を譲位のものだと言い張って、皇位を皇太子に譲る「譲位式」を強制し、これをソウル駐在の各国総領事に通報しました。コジョンを皇位から強制的に追った日帝は、1907年7月24日、「韓日協約」、一名「丁未7条約」をでっち上げました。
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「丁未7条約」
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「丁未7条約」によって、朝鮮封建政府は日帝「統監」の承認を得てのみ、法令の制定、重要な行政上の問題など内政問題の全般を処理することができました。「統監」の同意なしには、朝鮮人高官を任命または罷免できず、「統監」が推薦する日本人を任命しなければなりませんでした。これだけでなく、「統監」の同意がなければ、外国人を雇用することもできませんでした。こうして、朝鮮の内政権まで日帝の手に握られました。

このように、日帝は「丁未7条約」を通じて、朝鮮に対する「統監政治」と植民地支配権を一層強めました。日帝は「丁未7条約」が「朝鮮の復興を図って、朝鮮国民の幸福を増進する」ことを目的にしていると喧伝しました。しかし、日帝の植民地支配下で朝鮮人民は「幸福」でなく、苦痛と不幸だけを強いられました。

にもかかわらず、日本は今、自分の過去の罪を全面的に否定し、侵略の歴史の美化粉飾に夢中になっています。

日本の反動勢力の厚顔無恥さは、日本に対する朝鮮人民の激しい敵愾心を燃やしています。

（世界と朝鮮―史実）

RIGHT:'''2022.07.23の記事'''
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LEFT:[[「丁未7条約」のでっち上げ]]、[[朝鮮の内政権の強奪を狙った「丁未7条約」]]、[[不法極まりない詐欺文書「丁未7条約」]]
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//（世界と朝鮮―史実 2022.07.23）
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