2013年5月28日ニュース抜粋
- 朝鮮労働党第一書記で朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第一委員長・朝鮮人民軍最高司令官の敬愛する金正恩元帥が、朝鮮人民軍第313軍部隊管下の“8月25日水産事業所”を現地指導しました。朝鮮人民軍崔竜海総政治局長をはじめ朝鮮労働党と軍隊の責任幹部が同行しました。
この5月7日、この水産事業所では、国の最前線を守っている朝鮮人民軍第313軍部隊の軍人達の食生活を一層豊かなものにしようと、金正恩元帥が贈った近代的な4隻の漁船を伝達する集いが行われました。金正恩元帥が冷たい雨の中、荒波を衝いて水産事業所に到着すると、船縁に立っていた漁業労働者達は元帥を仰ぎ、声を限りに万歳を叫びました。元帥は、出迎えに来た軍部隊の指揮官と水産事業所の人達の手を一人一人握り、漁船に登りました。「立派な漁船を贈って下さり、本当に有り難う御座います」と言う関係者の話を聞いた元帥は、「漁業労働者達が喜んでいると言うのですから、私も嬉しいです。良い漁船で魚を沢山獲り、最前線の軍人達に年中欠かさず送ることにより、労働党が用意した漁船が効果を上げるようにしなければならない」と述べました。そして操舵室と機関室にまで入り、魚群探知機の性能と機関室の内部についても備に聞きました。また前と中間の船室で「乗組員達の生活に不便が無いよう、立派に整えるように」と言い、漁船の排熱を効果的に利用している或る水産事業所の経験も聞かせて、「外海で冷たい水に手を浸けている漁業労働者達が、温かい所で休めるようにしてあげなさい」と述べました。更に1隻当たりの漁獲計画について聞き、「より多くの魚を獲って軍人達に送らなければならない」と述べました。元帥は「給養活動に戦闘準備の完成と軍紀確立が懸かっています。それで私は給養活動即ち社会主義を守る事だと言いました。人民軍で大豆農作に励んでいますが、大豆農作も着実に行い漁獲にも励んで、軍人達に大豆と魚を絶対切らさず保障しましょう」と述べました。元帥は、漁船に名前を付けて頂きたいと頼む指揮官と水産事業所の人達に、「豊かな秋の様に海でも魚の豊作をもたらすようにとの意味から、秋のシンボルである“タンプン”（紅葉）にしましょう」と述べました。金正恩元帥は、1973年8月25日この水産事業所を訪れて綱領（？）となる事を教えた、偉大な金正日総書記の現地指導の事を見せる石碑と沿革紹介室を見ました。沿革紹介室で元帥は「偉大な大元帥達の深い関心と細やかな指導の下、誇らしい道のりを歩んで来た企業所の資料を詳しく見て、これまでここの事業所で多くの魚を獲って軍人達の食生活に大いに寄与したとし、「これから生産の成果を一層拡大しなければならない」と述べました。そして水産事業所の漁具の保管庫と冷凍室も見て、漁獲と浅海養殖を大々的に行う事について教えました。金正恩元帥は、水産事業所の従業員達がより多くの魚を獲って軍人達に送るものとの確信を表し、共に記念写真を撮りました。
- 朴奉珠内閣総理が屈指の鉄鉱石生産地である茂山鉱山連合企業所の実態を、現地で把握しました。
朴総理は企業所の各所で労働者達を励まし、生産の実態と技術改造の状況について詳しく見聞きしました。現地で開かれた関係者協議会で、鉄鉱石の生産を増やす対策が協議されました。一方総理は茂山食品工場と茂山木材加工工場を見て、製品の競争力を高める事に触れました。
- 敬愛する金正恩元帥が、70歳の誕生日を迎える金日成総合大学講座長アカデミー会員候補教授博士のリム・テグン（？）さん、国立演劇団の金日成賞受賞者で人民俳優のキム・チュンナム（？）さん、ケチョン（？）百貨店支配人の労働英雄称号を受けたムン・スオク（？）さんに、温情こもる贈り物をしました。
- 28日、祖国平和統一委員会スポークスマンが談話を出しました。
談話は「27日、南朝鮮傀儡集団が統一部スポークスマンの声明と記者会見なるもので、“6月15日共同行事”を開催しようとの我々の提案について『信条さ（？） が疑われる』等と言って全面的に否定した。そして南朝鮮企業家の開城工業地区訪問についても許可しない立場を公表し、原材料と副材料・完成品の搬出の為の南北当局間対話なるものを云々した。果ては大統領府の女主人が、我々の最高尊厳と併進路線を中傷して妄言を吐いた事について、我々が当然の事を言った事にも言い掛かりをつけて出鱈目を言った。これは国の統一に反対し北と対決しようとの妄動で、情勢緩和と北と南の関係改善を望む内外世論に厚顔無恥に挑むものだ。また我々に由々しく挑むもので、南朝鮮の民心と民族の志向に対する許し難い冒涜だ。南朝鮮当局は不要な発言を止め、“6月15日共同行事”に対する南側団体の参加を直ちに許可すべきだ。もし南南葛藤なるものが本当に懸念されるなら、当局者も統一行事に参加すればよいだろう。我々は工業地区の企業家の訪問を既に承認した状態にあり、企業家が訪問すれば製品の搬出を含む工業地区正常化に関わる如何なる問題についての協議も行うだろう。企業化の身辺安全が気になるなら、開城工業地区管理委員会のメンバーを共に訪問させればよいだろう。南朝鮮当局は大勢と民心をハッキリと見て、今からでも正しい道に出るべきだ。機会がいつでも与えられるのではない」と述べました。
- 汎民連（祖国統一汎民族連合）北側本部スポークスマンが、27日談話を出しました。
談話は「24日、南朝鮮傀儡高等裁判所が、民族の痛恨事に弔意を表する為に平壌を訪問した汎民連南側本部の盧修熙副議長を、悪名高い保安法違反だとして懲役4年の刑罰に処した。また盧副議長の平壌訪問を助けたとのとんでもない口実で、重病の汎民連南側本部事務局長にも実刑を言い渡した。これは統一の為に戦う愛国団体である汎民連南側本部を、利敵団体呼ばわりして弾圧しようとのファッショ的企図の延長で、共和国との対決策動の極みだ。盧副議長の平壌訪問は、民族の和解と団結・統一の一念から出発した正義の行動であり、初歩の人倫道徳と先祖伝来の○○○○*1からしても決して罪にならない。南朝鮮で、外部勢力に屈従し、ファッショ弾圧・民族対決で綴られた反民族の歴史を終わらせ世の中を変えない限り、南朝鮮人民の自主・民主・統一の願いはいつになっても実現されないという事を更にハッキリと見せている。傀儡集団は、北と南の関係を破局へ追いやった対決政策を直ちに撤回し、盧副議長をはじめ国の統一に尽くした愛国人士を今すぐ釈放すべきだ」と述べています。
- 広島県で、朝鮮学校に対する高校授業料無償化制度の適用と就学支援金の支給を求める集会がありました。
朝鮮総連の活動家と同胞、朝鮮学校の生徒、日本“市民”が集いました。集会では朝鮮学校差別の撤回と教育の機会均等を主張するアピールが読み上げられました。続いて参加者はデモを行いました。一方山口県庁が朝鮮学校に対する就学支援金の支給を中止した事を受け、山口朝鮮初・中級学校の関係者と同胞、日本“市民”の抗議行動が連日行われる中、先日山口県庁前で3時間に渡ってデモが行われました。
- 25日、南朝鮮のKBSによりますと、アメリカのニューヨークとニュージャージー州在住の朝鮮人団体の人達が、国連駐在日本代表部の前で旧日本軍の性奴隷犯罪を正当化する大阪市長の妄言に講義してデモを繰り広げました。
- 南朝鮮の産業自治地域運動連帯所属（？）の19の団体が、“5月18日光州人民蜂起”について歪曲する傀儡集団を非難して共同声明を発表しました。
声明は「最近、“5月18日光州民主化運動”に対し、強硬保守勢力が何の根拠も無しに歴史的事実を歪曲している。戒厳軍によって虐殺された犠牲者とその遺族・数多くの民衆に2回3回の被害を及ぼす行為は直ちに中止されるべきだ」と述べています。
災いを呼ぶ過去の歴史の否定
労働新聞論評ダイジェスト28日
先日、日本の自民党政務調査会長高市が、過去の侵略と植民地支配について謝罪した村山談話に疑問を評する発言をした。日本の政治家達が否定した村山談話は1995年、当時の村山首相が発表したもので、謝罪とは言葉だけで実際は様式行為に過ぎないものだ。日本の反動支配層は、日帝の侵略の歴史を否定し美化して軍国主義の亡霊を復活させ、またもや再侵略の道に乗り出そうとしている。我先にと過去の歴史を否定する日本の政治家達の犯罪的企図がまさにこれに潜んでいる。日本の支配層は、過去の歴史を歪曲する日本を世界が注視しており、それが日増しに鋭くなっている事を肝に銘じるのが良かろう。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
ニュース抜粋2013
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