短波放送「朝鮮の声」より

pop hok -- YouTube
240405夕方の放送、11865kHzで受信

※240118から冒頭の金日成・金正日の歌が曲だけのものに変わった
※新人?の声で曲紹介をするようになった。


灌漑システムの整備、補強に力を入れる

全国各地で国の灌漑システムを全般的に整備、補強し、さらに完成するための活動が活発に繰り広げられている。价川―台城湖間、平南灌漑水路大補修工事を受け持った建設者たちは、合理的な作業方法と価値ある技術革新案を導入して工事速度を高めている。彼らは今、開渠コンクリート被覆工事と10余の水路トンネル補修工事に主力を注いでいる。海州灌漑機械工場では数百台の畑灌漑用揚水機を生産した勢いで工程間の組合せを綿密にし、単位間の競争熱を高揚させながら生産実績を上げている。同工場では平壌機械大学の研究士と力を合わせて溶鉄の質を向上させることができるよう鋳鉄溶鉄分析器を導入し、各種の技術革新案を取り入れて生産成長に寄与している。安州ポンプ工場と新義州灌漑機械工場をはじめ複数の単位でも受け持った灌漑設備生産を積極的に推進している。楽浪戦傷栄誉軍人樹脂日用品工場では一ヶ月余りの期間に17万余メートルの灌漑工事用プラスチックパイプを生産し、その成果を拡大しつつある。
(Naenara 2024.04.05)

より多くの先進農業科学技術製品を

農業科学院で先進的な農業科学技術製品を生産して農村に送っている。農業科学院の農業土地資源研究所では、土地の肥沃度を高める良質の土壌改良剤を生産して全国の各道に送っている。同研究所の研究陣が開発した土壌改良剤は土壌の中で微生物数を増やし、可動性燐とカリウム含量をはるかに高めるのに効果的であるという。農業科学院の農業化学研究所では今年、水稲生産に必要な種子被覆剤生産を終えた。同研究所が開発した新しい種子被覆剤は植物成長調節剤と混合殺菌剤、そして窒素、燐、カリウムなどの栄養元素がバランスよく含まれているので稲苗の初期生育を促進し、徒長を抑えるだけでなく稲苗枯れ病によく耐えるようにするという。研究所ではこれまで、10余の道と直轄市に数十トンの種子被覆剤を送った。
コ・チョルファ
(Naenara 2024.04.04)

地方工業発展に資する科学研究に力を入れる

各大学で地方工業発展政策の実現に寄与する科学研究活動に拍車をかけている。教育省と当該大学では地方の経済発展と人民の生活向上に寄与する技術上の問題を研究テーマとし、経済的効果性が科学的に保証された研究成果を出すため頭脳戦、探究戦を積極的に繰り広げるよう手配を綿密にした。人民消費財、基礎食品の質向上を第一の課題として打ち出した金日成総合大学の活動家と教員、研究士は食品工場、日用品工場で製品の質を向上させることができる近代的な分析および測定設備を設計、製作することに総力を集中している。金策工業総合大学では各地方工業工場に標準化された統合生産システムを構築するのに必要な企業資源計画化システム、生産管理システム、自動制御システムプログラムを開発し、それを導入するための技術方案書を作成した。平壌建築大学では新築する地方工業工場の建築設計を工場の特性と用途に即して高い水準で行い、日用品工場の生産工程構築と関連する技術課題書と設備製作設計を完成することに拍車をかけている。韓徳銖平壌軽工業大学では市、郡の経済的資源と原料源を最大限効果的に造成、利用し、地方工業を全面的に、均衡的に発展させることに中心を置いて地方工業工場の技術課題書を審議、修正、補足する活動と食品生産工程構築を科学技術的に裏打ちするための研究を活発に繰り広げている。平壌機械大学の教員、研究士も各種の食品包装工程をはじめ受け持った対象に対する技術設計を最終段階で推進している。
チョ・ガンビョル
(Naenara 2024.04.03)

救急医療サービス指揮システムを確立するための活動を展開 保健省で

党中央委員会第8期第9回総会の決定を体して、救急医療サービス指揮システムを確立する活動が全国的規模で積極化されている。保健省では、救急医療サービス部門をはじめ、各道の保健医療部門の活動家のための模範講習を行った。咸鏡南道総合病院の救急指揮所で行われた模範講習は、道・市・郡病院と末端治療・予防機関が救急医療サービス活動をより迅速かつ正確に行えるようにするのに主眼を置いた。救急指揮所を中心に中央病院から末端治療・予防機関に至るまで救急医療サービス網を形成し、医療サービスを統一的に手配し、指揮する整然としたシステムが確立されているのに合わせて救急医療サービスシステムの技術的準備と活動内容、方法を標準化するための技術実務講習が行われた。また、救急往診による医療サービスで収められた経験も紹介された。咸鏡南道総合病院と咸興市病院、沙浦区域セコリ総合診療所の緊密な協同の下で実現する救急医療サービス指揮システムの効率的な稼働実態を直接見ながら参加者は、救急医療サービス活動において提起される実務的な問題を習得した。
【平壌4月3日発 朝鮮中央通信】


特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。

基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した(直し忘れもある)。ローマ字や数字も半角にした。

※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。


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