金剛ハヤ

金剛ハヤ*1は鯉科に属する小さな淡水魚です。

体長7～8センチメートルほど、体は左右の横のほうがやや平たく、流線形をしています。背のほうは黒褐色、腹のほうは淡い茶色です。体の両側に黄色い赤色の帯が横に伸びています。

金剛ハヤは形だけでなく、生活習性もアブラハヤに似ています。上流の山間部の清く冷たい水の中で群れをなして住むのが特徴です。5月～7月の間に1匹が約500～600個の卵を生みます。

険しい谷間にそって流れるクムガン川*2は流れが急な河川の特徴からして、ハヤの棲息に有利な地域となっています。分布水域が広く、個体数が多い金剛ハヤは金剛山*3、クムガン山の内クムガンと外クムガンの山間の川とナム川、プクハン川の上流一帯、アムノク川*4とテドン川*5の上流、テリョン川の上流などに棲んでいます。

金剛ハヤは朝鮮の特産種として学術的意義があります。

（観光）

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2018年の記事
 
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*1 クムガンハヤ、クムガンモーチー（金剛모치、금강모치）、和名：コンゴウハヤ、金剛ハヤ、Rhynchocypris kumgangensis。（ネット上の記事）
*2 金剛川（금강천）
*3 金剛山（금강산）
*4 鴨緑江（압록강）
*5 大同江（대동강）
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