#author("2021-07-04T19:01:11+09:00","default:pop hok","pop hok")
*都心に建てられた学びの場 [#u78802a6]
ピョンヤンの都心にナムサンジェと言う丘があります。とても見晴らしがきくところです。このナムサンジェに朝鮮式の屋根をいただいた伝統建築の''人民大学習堂''があります。大小の屋根が30余りもある壮大な建物です。チュチェ71（1982）年4月1日にオープンしました。

10階建ての人民大学習堂は10棟からなり、延べ建築面積はおよそ10万平方メートルに達します。膨大な蔵書能力を持つ書庫を中心に、6千席シートの20余りの閲覧室、10余りの講義室、複数の問答室、音楽鑑賞室が配置されています。

人民大学習堂の''シン・グァンソン''総長のお話です。
>「人民大学習堂があるここナムサンジェはピョンヤンで一番優れたところです。それで1970年代に入るまで空き地のままでした。ある年、一人の建築家がもってこいのこの場所を空き地のままに置いているのがもったいない気がして、重々しい感じの政府の建物を据える設計をつくって金日成主席に見せたことがありました。その時、主席はそんなによいところに政府の建物を据える必要があるだろうか、政府の建物ではなく、人民が広く利用する公共施設を建てるべきだと言いました。1973年12月中旬、ナムサンジェに上った主席は、ピョンヤンにはすでに文化宮殿もあり、学生少年宮殿もあるから、ここに図書館を大きく建てよう、図書館を建てれば、学生少年宮殿では子供たちが勉強し、ここでは大人たちが勉強するようになる、ここナムサンジェに図書館を一つ建てれば人民が喜ぶだろう、と言いました。その後、主席は労働者、農民、知識人をかまわず、人みなが訪ねてきて勉強する場所だと言う意味で、人民大学習堂と名付けました」

こうしてピョンヤンの都心に全人民学習の大殿堂である人民大学習堂がでんと構えました。

あれから40年近い歳月が流れました。

人民大学習堂は「以民為天」、人民を天のごとくみなした偉大な金日成主席の貴い遺産として今に伝えられています。

（フィーチャー）

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RIGHT:'''2021.07.02の記事'''
LEFT:[[人民大学習堂]]
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//（フィーチャー 2021.07.02）
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