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朝鮮では、養殖が大衆上げての運動として活発に展開されています。ピョンヤンにあるテドンガン・バッテリー工場では、実情に応じて構内に養殖池をつくり、従業員に魚を供給しています。
作業班長のキム・チョルミンさんのお話です。
「畜産や養殖を専門にする企業ではありませんが、自力で生活供給施設を整え、食肉と卵だけでなく、鯰も育てて従業員に供給しています。従業員がとても喜んでいます」
構内にある10の養殖池では、毎年、10トンあまりの魚を生産していますが、昨年は20トンの鯰を生産したとのことです。工場の各所に、様々な養殖池が整えられています。工場では、稚魚を段階別に育てるための2階建ての種苗場をつくり、ここで育てた魚を各職場に配っています。また屋外では2回、屋内では3回の養殖ができるようになっていますが、屋内の養殖池では今、鯰を捕った後、2回目の養殖に入りました。
労働者のチェ・ヒョイルさんのお話です。
「職場の養殖池で魚を育てていますが、とても良いです。工場への愛着も感じ、仕事にもっと励まなければ、と思っています」
国家経済発展5ヵ年計画の初年度である今年の上半期の計画を繰り上げて達成した勢いで、工場の従業員はバッテリーの生産に拍車をかけています。
（今日の朝鮮）
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