朝鮮で人皆が自分の手で街と村づくりに努めています。どの街と村にも、周りの環境をきれいに造る住民たちの姿が見られます。
ピョンヤン市*1マンギョンデ区域*2のサムフンという町*3の事務長、キム・ヨンチョルさんのお話です。
「人誰もが清潔で文化的な生活環境を望んでいます。これは自分が住む街と村をきれいに造らなくては実現できないものだと思います。私たちの町でも、住民たちにより清潔で文化的な生活環境を与えるために取り組んでいます」
町では、短期間に住宅や公共施設の姿を一新するための具体的な計画を立て、その手配を綿密に行いました。住宅の玄関や廊下、部屋をきれいにすると共に、植樹にも住民皆が参加しました。
住宅エリアに地肌の現れたところは1ヶ所もありません。歩道には敷石が新しく敷かれ、広い空地には花壇が造られ、色々な果樹と高木が植えられ、その下では地被植物が育っています。
住宅エリアや公共施設がきれいに造られると、町は日増しに姿を一新しています。緑の濃い憩いの場と遊技場で楽しいひと時を過ごす年寄りと子供たちの笑顔に、町の住民たちは努力の甲斐を感じます。
住民のメン・スンヒさんのお話です。
「私たちが住む家と職場をより明るく、きれいに造るのは当然の本分です。私たちの幸せは他人が与えるものでなく、自分の手で培い、花咲かせるものだと思います」
その思いによって、この地は日増しに美しく変貌しているのです。
(今日の朝鮮)