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共和国のカンウォン道*1セポ郡*2には青々とした樹林の生い茂る山々がたくさんあります。いたるところに広がっているうっそうとした森林とそこから聞こえてくる木々のそよぐ音は、森林造成に自分の全てを捧げているセポ郡森林経営所の人たちの献身的な努力を伝えています。
経営所の支配人パク・ピョンジュンさんのお話です。
「カンウォン道の屋根ともいえるこのセポ地区は春が遅く、秋は早く来るかと思えば、気まぐれな天気のため３伏にも綿入れを着る時がたびたびあります。それで地元の特性に合う苗木の生産方法を研究し始めました」
森林経営所の人たちは短期間に郡内のすべての山を青い森に生い茂らせるため、母体となる育苗場を近代化することから始めました。不利な天候の中でも苗木を引き続き生産することのできる適地を探し出そうと現地踏査を繰り返しました。そして雨風の影響がひどくないところを適地に選び、すぐその開墾に取り掛かりました。
屋外の栽培場と円形の挿し木場、苗木温室など、苗木の生産施設の建設を推し進める一方、防風林の造成にも力を入れました。その結果、温度と湿度の調節やパイプ式灌水システムなどが導入された近代的な母体となる育苗場が立派に造られました。また、森林経営所傘下の各森林監督分所に林間育苗場が造られ、実情に合う先進的な生産方法が積極的に導入されて、苗木の生産を遥かに高めることが出来ました。
今、経営所では山に植え付けた木がしっかりと根を下ろすよう、その肥培管理を科学的に行っています。
郡内のすべての山を黄金の山、宝の山に変えようとのここの人たちの努力により、より多くの苗木が生産されています。
（今日の朝鮮）
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