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自主性を守り自主性を尊重しあう原則は、公正な国際関係発展の根本的な基礎です。
自主性は国と民族にとって生命です。その為、自主性を守り自主性を尊重しあうのは、自主独立国の自主権と尊厳を守り、国の自主的な発展と繁栄を遂げる為の根本の原則です。
自主性を守り自主性を尊重しあう原則は、国際問題を全ての国と民族に利益と要請に即して公正に解決出来る、重要な保障です。
世界には思想と制度、宗教と文化、経済発展の水準が異なる大小の国と民族があります。世界の全ての国と民族の利害関係も様々です。人口と領土に於いて大小の国はあり得ますが、高い国と低い国、指示する国と従う国はあり得ません。
という事で、大きな国が小さな国を見下げたり、支配し統制したりする何の権利もありません。
ところがアメリカをはじめ帝国主義者は、小さく弱い国を蔑み不当な要求を押し付けており、それが思い通りにいかないと力を振るっています。アメリカを頭とする帝国主義者のこうした無分別な行為は、絶対に許されてはなりません。
国際関係の分野に於ける諸問題は、全ての国と民族の利益と要請に即して解決されなければなりません。その為には国際問題の解決に、全ての国と民族が同じ資格と権利を持って臨み、自分の不当な意思を他人に強要したり、他人の誤った主張に盲従したりしてはなりません。
言い換えれば全ての国と民族は、自主性を守り自主性を尊重しなければなりません。こうする時初めて、自主性に基づく健全な国際関係を樹立し発展させ、国際問題の解決で公正さを保障する事が出来ます。
自主性を守り自主性を尊重しあうのは、全ての国と民族の権利であると同時に義務であり、公正な国際関係を樹立し発展させる為の共通の課題です。今世界の多くの国の人民が自主性を守り、更に多くの国と民族が自主の道へと進んでいます。これは何を以ってしても阻めない大勢となっています。
朝鮮労働党と共和国政府は、自主性を守り自主性を尊重しあう原則を国際関係発展の根本の原則と見做し、それに基づいて世界各国との関係を発展させて来ました。朝鮮労働党と共和国政府は今後ともこの原則に基づいて、公正な国際関係を樹立し発展させる為、積極的に努力するでしょう。
（チュチェ思想）
