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管弦楽と合唱「雪が降る」は、チュチェ97（2008）年、朝鮮の有名芸術団体である功労国家合唱団と国立交響楽団がアレンジした時代を代表する傑作です。
作品はチュチェ54（1965）年に創作され、好んで歌われた歌「雪が降る」をベースに、管弦楽と合唱というジャンルとして見事にアレンジされ、音楽作品の新たな境地を開拓しました。
管弦楽と合唱「雪が降る」は、国の解放と人民の幸せのため抗日の血戦万里、吹雪の万里を掻き分けてきた偉大な金日成主席の不滅の歴史があって、革命の先達の願いが実現するチュチェの朝鮮の幸せな今と明るい明日があるという哲理を悟らせています。
キムウォンギュン音楽総合大学民族音楽研究所の副所長、博士、助教授リム・グァンホさんは語ります。
「管弦楽と合唱『雪が降る』は、偉大な金日成主席の栄えある抗日革命闘争の歴史を情緒がありながら人々を引き付ける管弦楽で描き、クライマックスでは劇的感情とアピール性に富んだ合唱でクローズアップさせることにより、管弦楽と合唱というジャンルの力をよく見せています。また、編曲は、ベースのメロディーを基本にして、民族楽器と洋楽器を組み合わせて民族色の濃い音色を編み出して、朝鮮人民の感情に合う朝鮮式の様相を作り出しました」
オウングムという民族楽器とハープの組み合わせで始まり、はじめから人々を清らかで美しい思い出に浸らせる管弦楽の響き、作品はまさにこのような感情の流れに乗って、激動的で早い音楽で聖なる抗日革命闘争の歴史を幅広く見せています。
管弦楽に続いて作品のクライマックスとなるのは壮快に響く男声合唱です。深い哲学的内容と個性ある音楽で、思想性・芸術性共に最高のレベルに引き上げた作品は、生まれるが早く、朝鮮人民だけでなく世界人民の大きな反響を呼びました。
チュチェの音楽芸術の発展ぶりを見せる管弦楽と合唱「雪が降る」は、チュチェ98（2009）年、金日成賞を授かりました。
革命の先達の精神宿るこの地に、必ず社会主義強国を建てる朝鮮人民の闘いを大いに励ます管弦楽と合唱「雪が降る」は、社会主義朝鮮の国宝として後世に末永く伝えられるでしょう。
（芸術）
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