![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
今、共和国の各学校では生徒、学生たちを主体性と民族性が確立した人材に育てるのに深い関心を向けています。
これは朝鮮の解放後、教育内容を質的に改善するため労苦の限りを尽くした偉大な金日成主席の不滅の業績を抜きにして考えられません。金日成主席に忠実だった抗日の女性英雄金正淑女史は主席の意にのっとり、教育活動に精魂を傾けました。
朝鮮が日帝の植民地支配から解放された翌年のチュチェ35（1946）年3月のある日のことでした。当時、国の教育の実態は見るに見かねないものでした。それは教育部門に日帝の植民地奴隷教育の余波が相変わらず残っていたことに起因しました。
当時のピョンヤン第4女子中学校の事情も同じでした。その実態を把握した金正淑女史がこの学校を訪ねました。この日、女史は教員たちと席を共にして、朝鮮式の教育綱領について分かりやすく説明しました。
たとえば、数学応用問題1つを見ても、そこには日本人が朝鮮人を見くびる内容が入っているかもしれない、新しい教科書が出版されるのを待ってばかりいないで、当座は教員たちが教科書を書いて教えるのが良いだろうと言いました。
しばらくして、金正淑女史は教員たちを見回し、今の状況下では生徒たちに真の自主独立国の新しい主人であることを自覚させるのが基本だと教えました。そして自国、自民族を大事にする精神、自分の力を信じる精神は、自民族の悠久な歴史と地理、文化を良く知り、それについて誇りと自負心を感じるとき始めて芽生え、胸に深く刻まれるものだとこんこんと諭しました。
金正淑女史は抗日革命闘争の時、幼い児童団員たちは，秘密兵営の焚き火のそばで、金日成将軍から麗しい祖国の山河について、5千年の古い歴史を持つ英知に富む朝鮮人民についての話を聞いて、必ず、強盗日本帝国主義者と戦って奪われた国を取り戻す決意を立てたものだと言いました。
解放された朝鮮の新しい世代に民族の自尊心を持たせた金正淑女史の気高い意志は今、社会主義朝鮮の教育に見事に具現されています。
（偉人伝）
 |
