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農業研究院の工芸作物研究所の室長チェ・ヨンスクさんです。チェ室長は農作物の生産を増やすのに効果的な植物活性肥料「ケンセン1」号の開発で核心的な役割を果たした科学者です。
チェ・ヨンスクさんのお話です。
「窒素、燐、カリだけでなく、いろいろな微量元素がバランスよく入っているのが作物の収穫を高める一つの方法となります。こんな栄養素を国内に豊富な原料で十分まかなう条件の下で、栄養素が科学的によく吸収されるように製品化して実現すれば、少量を持っても収穫を高めることが可能です」
植物活性肥料「ケンセン1」号を開発する時、チェ室長は研究者ではなく、生産者の立場に立ちました。省力でもメリット大の効果が得られるよう研究の方向付けをしました。
すでに開発された生物活性肥料と植物成長促進剤の長所と短所を具体的に分析した上で、最適化された栄養成分の配合比率を確定するための実験を重ねました。そしてついに機能性生理活性物質がバランスよく含まれている植物活性肥料の「ケンセン1」号の開発にこぎつけました。
チェ室長が開発した植物活性肥料「ケンセン1」号は農作物の生育を促進し、日照りや高温、冷害などによく耐えるとのことです。ヘクタール当たりの使用量がとても少なく、使用方法も簡単です。
こうしたことで農業の実践に広く一般化されています。
（今日の朝鮮）
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