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カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
カン・ソンヒ：この頃平壌は急に気温が低くなって朝夕は初冬を思わせるほどでしたが、皆さんの地方では如何ですか？
シン・ヨンイル：そうですね、10月も中旬ですから本格的な秋という事ですからね。
カン・ソンヒ：はい。さて「朝鮮の声」放送の『触れ合いの広場』を訪れた視聴者の皆さんを熱く歓迎致します。先日、中国の武喪濮（ぶそうぼく）さん、武喪濮さんから次のような内容の電子メールが届きましたので、お読みしましょう。
「最近、朝鮮で全国非常防疫総括会議が開かれた事を貴局を通じて知りました。私は朝鮮が敬愛する金正恩総書記の指導の下に防疫戦争に勝った事をとても嬉しく思っております」
シン・ヨンイル：武喪濮さんも書いておられましたが朝鮮人民の防疫での大勝利、それは金正恩総書記の国と人民への熱い思い、犠牲を顧みない献身、エネルギッシュな指導による輝かしい結実です。その事を伝えるお話をしようと思います。
「チュチェ11年（2022）5月15日の夜、金正恩総書記は医薬品の供給の実体を直接把握しようと平壌市内の複数の薬局に足を運びました。朝鮮に悪性伝染病が流入した時から人々が足繁く訪ねて来る薬局という事で、伝染病拡散の危険箇所である事は誰でも知っているでしょう。正にそういう所を総書記が訪ねたのです。
薬局の中に入ってくる総書記に見（まみ）える瞬間、売り子達はその場に釘付けになって身の置き所がありませんでした。夢にも懐かしい金正恩総書記にこんな危険なところで見えるとは。心は総書記の所へと馳せましたが感情が高ぶるほど身は総書記の所から遠ざかりました。総書記に見える時は他人（ひと）より先にその胸に抱き付きたい思いで老若男女を問わず我先にと近くに寄り付いていたこの国の人民でしたが、その時だけは傍に近づく事が出来ませんでした。売り子達は挨拶も碌に出来ず『自分達も只今病気から立ち直ったばかりです、中へお入りになるのは止めて下さい』と言って尻込みするだけでした。しかし総書記は売り子達に更に近づいて医薬品の供給と販売の状況について備に見聞きし必要な対策まで執った後、やっと薬局を離れました。
総書記が薬局に印した恩情こもる足跡は恐ろしい悪性伝染病から人民の健康と安全を必ず守る、死を覚悟した意志の持ち主である偉大な父の人民死守の足跡でした。この地のどこへ行ってみても総書記の足跡は印されているものの、悪性ウイルスが漂う薬局に残した犠牲を顧みぬその献身の足跡は朝鮮人民の心の中に一層深く刻み付けられました。」
シン・ヨンイル：スタッフはこのお話が、金正恩総書記の革命活動のニュースに深い関心をお持ちの「朝鮮の声」放送の視聴者の皆さんに多くの事を教えると思っております。スタッフは今後共、視聴者の皆さんがお待ちになっているニュース、人民の為を思う金正恩総書記の熱い恩愛についてのお話を引き続きお伝えするでしょう。
カン・ソンヒ：では視聴者の皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
