#author("2020-08-17T18:47:20+09:00","default:pop hok","pop hok")
#author("2020-09-30T08:52:35+09:00","default:pop hok","pop hok")
*「朝鮮の声」郵便箱 2020.08.16 [#t3595502]
''カン・ソンヒ''（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

''シン・ヨンイル''：「朝鮮の声」放送へようこそ。

''カン・ソンヒ''：先週、平壌は雨季のチャンマ、梅雨((장마))に入って何日も集中豪雨に見舞われましたが、皆さんの地方では如何でしょうか？

''シン・ヨンイル''：そうですね。日本も集中豪雨の為被害があったと聞いていますが、共和国の黄海北道をはじめ一部の地域でも500ミリ以上の雨量を記録しています。

''カン・ソンヒ''：さて、このコーナーでは「朝鮮の声」放送の愛聴者だった、こむろじゅんさんの応募作品をご紹介しましょう。こむろさんは10代の時から30年以上も「朝鮮の声」放送を愛聴した人でした。こむろさんは長い間「朝鮮の声」放送をお聴きになる過程に、チュチェ思想の支持者、社会主義朝鮮の熱烈な支持者となりました。こむろじゅんさんは「朝鮮の声」放送宛に多くの文を送る事によって、朝鮮人民の社会主義建設を大いに力付けて下さった永遠に忘れられない「朝鮮の声」放送の友人です。

**朝鮮紀行（1） [#f22c2aa9]
''シン・ヨンイル''：では今日から2回に亘って、こむろじゅんさんが2010年に書いた朝鮮紀行をお送りします。今日は第1回です。
>「朝鮮を訪れると、ずっと朝鮮に居たいという気持ちになってしまいます。故に無理をしても時間に余裕を持って朝鮮を訪れないと、何とも名残惜しい旅となってしまうのです。私は前回及び今回は時間の余裕を持って朝鮮の旅をし、それはそれはとても満足する事が出来ました。色々書きたい事がありますが際限が無いので朝鮮の思い出の幾つかを記す事と致します。

>先ず、朝鮮の反日民族解放運動の卓越した指導者で、民族主義運動から無産革命への方向転換の偉大な先駆者で、不撓不屈の革命闘士である尊敬する金亨稷((キム・ヒョンジク（김형직）))先生の事について述べたいと思います。先生が反日愛国教育の為に教鞭を執った明新学校((ミョンシン学校（명신학교）))があり、偉大な金日成主席ご一家が一時期お住まいになった烽火里((ポンファ里（봉화리）))、私は予てから訪れたかった烽火里にある烽火革命史跡地を訪問する事が出来ました。烽火革命史跡地には先生の銅像があり私は先生に尊敬の念を込めて挨拶をしました。日帝地植民地の朝鮮で当時離散していた独立運動家を結集する為に先生によて組織された地下革命組織である朝鮮国民会についても良く知る事が出来ましたが、烽火革命史跡地にはその結集の手段として組織された碑石契((はつおんは「いしぶみけい」で文字も意味も分からず。Naenaraの金亨稷関連の記事に「…組織の拡大に努めるかたわら、合法的な学校契、郷土契、''碑石契''などを組織して反日闘争の大衆的基盤をつくりあげました…」というのがあり、この中の「碑石契」がそれに当たるものではないかと思うので、碑石契と記述しておきます。))の同志によって建てられた石碑があり、その碑石には『昭和3年』の刻まれていた事をよく覚えています。それは日帝時代当時を生々しくそのまま残している事実でした。また金亨稷先生のお名前が刻み込まれた碑石もそのまま保存されており、当時の様子が頭に浮かびました。

>ご一家がお住まいになった家の中には、家に押し入った野蛮な日帝警察に対し何等脅える事も無く勇敢に抵抗する康盤石((カン・バンソク（강반석）))女史の姿絵が描かれていました。この絵を見て私は、主席はこのような愛国的なご両親のご息子((発音は「ごむすこ」で、ここは「ご子息」か「ご両親の息子」のように丁寧語を重ねないようにした方がいいと思います。「ごむスコ、ゴムすこ、ゴム好こ」、変だよ。))として誕生した事を直接的に実感しました。また家の傍には湧き水があり、康盤石女史が多くの独立運動家にご飯を作って食べさせた事も知り、当時のその様子を思い浮かべました」

''カン・ソンヒ''：続けてお読みしましょう。
>「烽火革命史跡地には烽火里革命博物館があり、そこには金亨稷先生と直接会った事のある日本人の手記が掲示されており、先生の聡明さと人間的魅力についての詳細が書かれていました。日本では朝鮮革命について歪曲されて宣伝されている事も相俟って、私は先生に会った事のある日本人が居た事自体初めて知り驚きました。

>今回朝鮮を訪れる前に主席の回顧録『世紀とともに』を再読した事もあり金亨稷先生が活動の拠点とした烽火里を訪れる事が出来、とても感動深いものがありました。博物館の最後には敬愛する金正日同志の言葉が書かれていました。『“志遠”の思想は金日成同志の代を経て私の代に至りました』と。金亨稷先生が民族主義に基づく独立運動から無産革命に基づく独立運動への方向転換の先駆者となり、金日成主席が代を継ぎ朝鮮を解放し独立を守り、民主朝鮮建設を経て社会主義社会への転換を成功させ、今日（こんにち）、金正日将軍が更に代を継ぎ社会主義革命の指導者として、一心団結した朝鮮人民の自主独立の社会主義強盛大国づくりに邁進しているのは正しく（まさしく）、“志遠”の思想を具現している証しであります」
#br
#br

''シン・ヨンイル''：以上、こむろじゅんさんの応募作品の第1回をご紹介しました。続きは後（あと）にご紹介致します。

''カン・ソンヒ''：ではリスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）

RIGHT:'''2020.08.14 サイト音声の聞き書き、2020.08.16 短波ラジオで放送'''
LEFT:[[朝鮮の声郵便箱>た行#i735e3b4]]、[[朝鮮の声郵便箱2020]]
#br
----
#include(vok_navi01,notitle)
//（「朝鮮の声」郵便箱 2020.08.14）
//朝鮮の声郵便箱200816
//200816_朝鮮の声放送へようこそ（お便りコーナー）
トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS