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呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。
シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。
呉英淑：平壌は深まる秋を感じさせる今日この頃ですが、皆さんの地方では如何ですか？
シン・ヨンイル：そうですね。この一週間も穏やかな天気でしたが、或いは気温が平年以下という時もありましたね。
呉英淑：さてこの頃も多くのリスナーの皆さんからお手紙が届いていますが、先日埼玉県のニューフェースである、まきのしんさん、まきのしんさんから嬉しい便りがありました。まきのさんは10月27日付の受信報告が添えられたお手紙に、こう書いておられます。
「先ずは8月下旬にお送り致しました受信報告書に対してベリカードをお送り頂き、今月初旬に到着致しました。一緒に平壌タイムズ、一面にプーチン大統領と金正恩委員長の写真がありましたが、その英語版も入っており本当にありがとうございます。さて妙香山医療機器工場視察のニュースに於いて、金正恩委員長が歯科総合ユニットについて『スポンジがやや硬い感じがする、患者が歯科治療を受ける時には長い事頭を仰向けにして座るから枕を柔らかくするように』と述べられたとの事。使う側の事を気遣われた大変重要な指摘だと感銘を受けました。また今回はテソン山の秋についての話があり、貴国の秋の情景を思い浮かべる事が出来大変よかったです。こうした今の情景、貴国の文化や歴史が垣間見られるちょっとしたコーナーを、音楽の間に挟んで頂けるといいなと思っています。これから益々寒くなって来る事と思います。番組スタッフの皆様には体調管理にくれぐれもご留意頂き、ご自愛下さい」
シン・ヨンイル：ニューフェースであるまきのしんさんのこのお手紙に接した時、先ずはその内容の前にまきのさんとの繋がりが順調に成されたという思いで、安堵の胸を撫で下ろしたわけです。
呉英淑：それもそのはずですね。スタッフの誰もがまきのさんからの最初のお手紙を受け取ってから2ヶ月以上、何の返事も無かったのでとても心配しておりました。まきのさんはそのお手紙に、こう書いておられました。
「丁度一年前に貴局に初めての受信報告書をお送りしたのですが、これまでに返信を頂く事が出来ず、郵送でお送りしましたがちゃんと届いていたのかも分かりませんが、今回改めてお送りした次第です。さて、ここ数年間アジア諸国同士の関係に変化が生じて来ており、それらの国々からの情報は日本のマスコミによる報道だけでなく*1大変貴重だと考えております。そういった意味でも貴局の日本語放送は欠かせない情報源です。これからも安定して受信が出来るよう希望しております」
シン・ヨンイル：まきのさんからこのお手紙が届いた時、スタッフはまきのさんに初のベリカードと共に平壌タイムズをお送りしました。まきのさんから嬉しい便りがあり、これで「朝鮮の声」放送とまきのさんと素晴らしい関係が結ばれるようになりました。また一人の友人に知り合いとても嬉しいです。
呉英淑：一年前から頑張り続けて、いよいよ「朝鮮の声」の仲間入りを果たしたまきのしんさんに、お礼を申し上げます。まきのさんは最初のお手紙に続けてこう書いておられます。
「今回は後半の音楽の間に貴国の柔道選手の話題が取り上げられており、貴国のスポーツ選手が世界レベルで活躍している事を大変心強く感じており、また色々な種目での貴国の選手の活躍を期待しております。各国の選手が切磋琢磨してスポーツ界を盛り上げて欲しいと思っています。またこのコーナーのように貴国の文化・観光・歴史等の面についても、短時間でも結構ですのでご紹介頂ければ有り難いです」
シン・ヨンイル：はい、スタッフはこれからもまきのしんさんをはじめリスナーの皆さんが関心をお持ちの朝鮮の選手達の競技の成果をより多く紹介し、朝鮮の文化と歴史・観光についても色々な形と方法で広く伝える為努力するでしょう。
呉英淑：千葉県のすどうみきおさん、すどうみきおさんからもお手紙が届きましたが、すどうさんは11月2日付の受信報告と共に、「国内の主なニュースは流さないのですか」と問い合わせました。
シン・ヨンイル：それについてお答えしましょう。「朝鮮の声」放送では国内外の主なニュースを流しています。国内のニュースが「朝鮮の声」放送のメインとなっていますので、これからすどうさんが放送を聞き続けるなら朝鮮の主なニュースが何かについて詳しくお分かりになるでしょう。
呉英淑：大阪府のてらもとけんいちさん、てらもとけんいちさんはスタッフからの返信と新聞を嬉しい気持ちで受け取った事、地元の天気についての詳しい内容をお報せになりました。
シン・ヨンイル：新潟県のいしぐろたかしさん、いしぐろたかしさんは10月22日付の受信報告が添えられたお手紙で「今は11865kHzがコンディションが良い為かよく聞こえています」という嬉しい便りを寄越して下さいましたし、東京都のほりえさとるさん、ほりえさとるさんからもお手紙が届きました。
呉英淑：京都市のなかむらけいすけさん、なかむらけいすけさんは11月3日付の受信報告が添えられたお手紙に、こう書いておられました。
「雑誌と新聞ありがとうございます。こちら京都は寒くなって来ました。そちら平壌の天気はどうですか？ 雑誌には朝鮮の発展した様子が載っていました。ご自愛下さい」
シン・ヨンイル：群馬県のほしのえいたろうさん、ほしのえいたろうさんは今はインターネットを専門にしている事、短波ラジオを手に入れた時にまた受信報告書を送るという事、最近寒くなったので家の中でもまともに眠れないでいる事をお報せになりました。
呉英淑：段々寒くなっています。リスナーの皆さんは越冬の準備がどうなっていますか？ 毎年訪れる冬だからといって油断するのは禁物です。暖房施設の点検と補修、衣類と手袋・履物・マフラー等の用意は出来ているのでしょうか？
シン・ヨンイル：朝鮮では民間伝承のキムチ漬けが越冬用としてはとても重要視されています。今年の冬も有意義に楽しくお過ごしになって下さい。
呉英淑：ではリスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
