#author("2017-03-29T13:57:25+09:00","default:pop hok","pop hok")
*新石器時代の土器 [#a2d63134]
新石器時代は、磨製石器や土器を用い始めた時から、青銅を始め金属製の労働道具を用いる前までの石器時代です。土器は粘土を焼成して作ったものです。土器の使用は当時、人の生活に大きな変化をもたらしました。

その前は生物を食べ、焼いて食べるのがせいぜいでしたが、土器を用いてからは煮て食べました。また、食べ物を盛って食べ、食糧を蓄えることもできました。土器は人の生活に欠かせない重要な必需品となり、土器の製造は家内手工業で大きな比重を占めました。

新石器時代の遺跡から土器が一番多く出土した理由がそれです。朝鮮の先祖たちは当時、色々な模様を刻んだ土器を使いました。土器の模様と種類、形などは実に多様でした。模様の仕組みが簡単なものと複雑なものがあり、それを取り合わせて飾ったものもあります。

土器の種類には、杯、皿、茶碗、つぼ、かめなどがあります。また、食べ物を煮るものと盛るもの、食糧を蓄えるものがあり、用途によって大きさと形が異なります。

朝鮮では、ファンヘ北道((黄海北道（황해북도）))のチタプ里((智塔里（지답리）))遺跡、ピョンアン南道((平安南道（평안남도）))のクンサン遺跡、ピョンヤン市((平壌市（평양시）))のクムタン里((金灘里（금탄리）))遺跡などから新石器時代の土器が出土しました。

RIGHT:'''2016年の記事'''
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