山里の文学少年のバックアップ(No.1)

山里の文学少年

ピョンアン北道*1チャンソン郡*2はすべての山が黄金の山、宝の山になった住みよいところです。それで大人は勿論、子供たちもチャンソン郡の移り変わりを声高らかに歌い上げています。チャンソン小学校4年の文学少年、カン・デソンさんもその一人です。

チャンソン小学校のチャン・インオク副校長のお話です。

「カン・デソンさんはとても優れた文学少年です。何ごとにつけ深く考えるのが好きで、観察が鋭く、一旦始めたことは最後まで遣り通す粘り強い生徒です。デソンさんの書いた詩には先生たちもびっくりさせる創作的な発見があります」

デソンさんは母の背中で可愛がられていた小さいときから、黄金の山の話を子守唄のように聞きながら育ちました。その過程に黄金の山とは果たして何だろう、と疑問を抱き始めました。それで母や幼稚園の先生に自分の考えを言ったことが一度や二度ではありませんでした。

そして段々、黄金の山がどのようにして作られたかが分かって来ました。まだまだ世間知らずの子供でしたが、心は自分の故郷を住みよいところに造って下さった偉大な大元帥たちの所へと馳せました。

小学校に入ってから文学的才能は驚くほどに伸びました。先生たちは、大元帥たちが有益な山にして下さった黄金の山を声高らかに自慢するようデソンさんの才能を伸ばして上げました。こうしてデソンさんはちびっ子詩人になりました。

「黄金の山の花大門」は、小学校に入って初めて書いた詩です。

なんて素晴らしい　故郷の花大門
君も僕も一緒に　開いてみようよ
宝の鍵　赤いボタンそっと押すと
お父さんの工場の野生果実のジュース
どんどん流れ出る…

故郷を愛し自慢して詩を作ったちびっ子詩人に栄光の日が来ました。敬愛する金正恩元帥がデソンさんの詩を読んでよく出来たと評価したのです。

カン・デソンさんの母チェ・スンヒさんのお話です。

「山里に生まれたデソンの文学的才能を見つけ出し、花咲かせて下さった偉大な金正日大元帥と敬愛する金正恩同志に心から感謝します」

沃土に蒔かれた種に豊かな実がなるように、有難い社会主義制度の下でカン・デソンさんの才能は見事に咲き誇るでしょう。

2012年の記事