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朝鮮では社会と集団のために一つでも良いことをし、助けあい、導きあうのが社会の気風となっています。
ピョンヤン育児院のチェ・ジョンシル院長は語ります。
「育児院の子供たちのために少しでも自分の誠意を尽くそうと訪ねて来る人が多いです」
その中には、オイル経済技術交流社の従業員もいます。その人たちがそうし始めたのは、職場の近くにピョンヤン育児院が建てられた時からでした。
―育児院の子供たちの生活に要るものなら、私たちがみな解決してあげよう―
このような気持ちで子供たちが指折り数えて待っている世界子供の日や休日と祝日などに、ここを訪れては子供たちと肉親の情を分かちあいます。
ここへ来るたびに、保育士を通じて何が要るかを聞き、自分たちがすべきことが何かを考えます。そして、子供たちが好きなおやつはもちろん、服も作って持っていってあげます。
体にぴったりの新調の服を着て喜ぶ姿から、やりがいを感じています。きれいな服をまとった子供たちと一緒に写真も撮ります。近頃は、ふわふわした絹の布団を作って暖かい寝床を提供しました。子供たちは、この人たちを｢伯父さん｣、｢伯母さん｣と呼んでは、抱きついたり、駄々をこねたりします。
子供たちのために尽くすオイル経済技術交流社の従業員。
このような人たちが社会を成しているので、朝鮮の姿は明るく美しいのです。
（文化―くらし）
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