#author("2017-03-30T15:15:28+09:00","default:pop hok","pop hok")
*女性の織工 [#n99167a5]
今、共和国の女性たちは国の堂々たる主人となって誇らしい人生を送っています。紡織工場の普通の織工の労働生活を通してもそれがよくわかります。話題の主人公は共和国有数の布生産工場である''金正淑ピョンヤン紡織工場布織り総合職場第一布織り職場''の織工''リ・ミョンスン''さんです。

では''職長''の''チュ・ヨンボク''さんのお話を聞いてみましょう。
>「リさんがうちの職場で仕事を始めてもはや20年になります。その間、リさんは毎日のように現場に付きっ切りで仕事に専念しました。毎年、年間計画に留まらず、何年もの計画量の布を織りましたが、なんとそれは57万メートルもあります。こんなに多量の布を織りながら織機の間を行き来した距離は12万キロにも及びます」

12万キロ、到底推し量れない驚くべき数字です。小柄な身体に、ちょっとしたことにもはにかみそうな顔、それにとても素朴な人、これがリ・ミョンスンさんでした。しかし、倦むことを知らない力がどこから湧き出るのでしょうか。

はい、リさん、どうですか。
>「工場に入ったのは18歳の時でした。織機を巧みに扱う姉さんたちを見て、もう私も大人になったみたい、あの姉さんたちと並んで布を織る労働者になったのだと言う思いがしましてね。熟練工のあの姉さんたちと同じくたくさんの布を織って社会の堂々たる公民としての使命を果たそうとの決心が沸きました」

しかし、見た目にはやさしそうでも、実際にやってみると思うように行かないのがこの仕事。糸が切れるたびに素早くつなぎ合わせるのはなかなか難しく、これにも増してもどかしいのは切れるたびに熟練工の手を貸りなければならないことでした。他人に負担させてはならない。リさんは熟練工のなれた手さばきから一つ一つ習いました。

仕事を終えて帰ってからも家中の糸を洗いざらい解いておいては再び巻きながら結びつける練習で夜を明かしました。努力の甲斐あって最初は4台の織機を受け持ち、しばらく後は10台の織機をこなせるようになりました。

リさんのお話です。
>「ある時、機械が故障して修理工を呼びましたが、おりあしくほかの機械を修理しているのではありませんか。30分が過ぎてやっと修理工が来ましたが、故障したところを直すのはただの一分もかかりませんでした。これを見て、機械の簡単な仕掛けも知らず、30分もとめておいたのが恥ずかしくてなりませんでした。それでこれから簡単なことは自分で直してみようと思いました。織機を回しながら修理工の動作を頭に入れておき、理解できないのは一つ一つ教わりながら簡単な故障は自分の手で直すことになりました。もちろん、時間の短縮、ということで生産の実績はあがり、もっとたくさんの織機を扱うことができました」

リさんが担当した織機はフル稼働しました。しだいに、リさんの胸は人々の服地を生産するものの誇り、国の富を築く社会の堂々たる主人だという誇りでいっぱいになりました。これはリさんに励ましの力となりました。年間の生産計画を上回って達成したリさんには何度もお祝いの花束が送られました。人民のためによりおおくの服地を生産しよう、これがリさんのモットーでした。

チュチェ98年、2009年、リさんは21台の織機を受け持って2年の生産課題をわずか半年あまりの間に終え、光栄にも金正日総書記にまみえました。そして総書記と一緒に記念写真を撮りました。陰日なたなくひたすら人民のために尽くしてきたリ・ミョンスンさんは国から認められ、先軍の時代の功労者になりました。

リさん、これからの抱負は。
>「国の主人として、また人民の服地の生産を受け持つものとして本分を果たそうと思っている
だけです。今年も生産計画を必ず達成するため励んでまいります」
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RIGHT:'''2013年の記事'''
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