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*共和国英雄の李寿福と詩「一つしかない祖国のために」 [#jf945767]
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''リ・スボク''((李寿福（리수복　1933～1951）　朝鮮人民軍兵士・共和国英雄。平安南道順川出身。朝鮮戦争の時期（当時18歳）、1211高地に連なる無名高地の奪還戦闘のさい、敵の銃眼をわが身をもってふさぎ、部隊の突撃路を開いて戦死。'''（小林よしおの研究室）'''))は1950年代初頭、アメリカが起こした3年間の朝鮮戦争の時に輩出された朝鮮民主主義人民共和国英雄です。戦闘を前に、国のために潔く命を捧げる決意を込めて「''一つしかない祖国のために''」という詩を手帳に残しました。

>私は解放された朝鮮の青年だ&br;
生命も大切だ&br;
輝かしい明日の希望も大切だ&br;
しかし、私の生命、私の希望、私の幸せ&br;
これは祖国の運命には代えられない&br;
一つしかない祖国のために&br;
二つとない生命ではあるが&br;
私の青春を捧げること以上に&br;
貴い生命&br;
美しい希望&br;
偉大な幸せが&br;
ほかにあるだろうか
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この詩は朝鮮人民みなにとても愛されています。長くありませんが、一つ一つの詩句が、国の運命イコール自己の運命と言う深い思想を教えています。享年18のリ・スボク、有名詩人や作家でもない普通の青年でした。

リ・スボクは、朝鮮が日帝の占領下にあったときに今の((平安南道（평안남도）))スンチョン市((順川市（순천시）))の貧農の家庭に生まれました。幼年時代は涙の中に送りました。父が薪を売った金でやっと学校に入学したものの、学資がまかなえず、直ぐ退学されました。

向学心に燃えていたリ・スボクの夢は国が解放されて始めて叶えられました。偉大な金日成主席が取り戻した国のもとで、幸せは募るばかりで、それだけに国のありがたさが胸に迫ってきました。それで誰よりも故郷を大事にしました。

文学に趣味があったリ・スボクは、故郷と祖国を歌う作文を作っては人々を感動させました。アメリカが朝鮮戦争を起こすと、リ・スボクは、主席が取り戻した大事な祖国を守ろうと銃を手に戦場にはせ参じました。

主席が取り戻した国で初めて生き甲斐のある人生を送り、主席はとりもなおさず祖国であり、祖国は人生のよりどころであることを痛感したので戦闘ごと武勲を立てました。特に''1211高地の防衛戦闘''で勇猛を馳せました。

チュチェ40（1951）年10月、1211高地の左側にある無名高地を奪還する戦闘を前に、リ・スボクは一つしかない祖国のために二つとない命を惜しみなく捧げる意志を込めて詩を残しました。そして、戦闘で敵のトーチかを胸で塞ぎました。

今、リ・スボクの母校には彼の銅像が建てられ、学校の名もリ・スボクの名で呼ばれています。また、敵陣に突撃する姿が美術作品に描かれ、リ・スボクをヒーローとする劇映画も出ました。リ・スボクが残した詩は歌謡化され、国中の人民に愛唱されています。

英雄リ・スボクは朝鮮の軍隊と人民の記憶に永遠に残り、英雄が残した詩は敬愛する最高指導者金正恩元帥の導きについて行く朝鮮人民を励ましています。

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RIGHT:'''2017年の記事'''
LEFT:[[詩「一つしかない祖国のために」]]、[[共和国英雄リ・スボク]]、[[英雄の名で呼ばれる1211高地]]
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