人民の喜び溢れるのバックアップ(No.3)

人民の喜び溢れる

チュチェ106（2017）年が明けました。ピョンヤンの町々は祝日ムードに包まれ、人々は喜びと希望で胸を躍らせています。昔からピョンヤンの自慢の一つに数えられているテドン川*1の中州ルンラ島*2も大勢の来客で賑わっています。

ルンラ人民公園の主任技師リ・グァンホさんのお話です。

「ルンラ島に笑いの家、ミラーの家など素晴らしい遊戯施設が多くありますが、趣向を凝らして作られたユニークな施設の迷路遊戯もあります。文字通り、生垣で囲まれた円形の区域に入り組んだ迷いやすい道を作って、入り口から入った人が反対側の出口を探して抜け出る遊戯です」

迷路遊戯は、人々に喜びと楽しみの傍ら、緊張感も与えるので人気です。それで初日から、多くの人が迷路遊戯を楽しんでいます。

チョン・スンイルさんとリ・ギソプさんのお話です。

「迷路遊戯は、子供の知能発達にとても良いです。子を連れて笑いを誘うここに度々来るつもりです」
「迷路がどんなものなのか入って見ますと、入り組んでいるので、迷ってしまいました。道を探したので、ほっとしました。本当に嬉しいです。仕事で困っていたことの解決策が頭に浮かんできたようです」

迷路に初めて来た人は緊張感を隠せず、出口を探して用心深く足を運びますが、すでにここへ来てみた人は自信たっぷりに足を踏み入れます。来客の中には「ワナ」と呼ばれる迷宮に陥って出口が分からなくなった人もいれば、出口を探して喜ぶ生徒たちもいます。

来客の喜ぶ姿は新年を迎えたルンラ人民公園の風景を一層引き立てます。特に印象的なのは既に何度も来てみたので自信があるといって人々を率いていた人が迷宮に陥って戦戦恐恐とする姿です。ガイドさんに助けてもらってかろうじて出口から抜け出るその姿に笑わずにはいられません。

来客のキム・スンチョルさんのお話です。

「私は今日、家内と一緒にルートを探してみましたが、到底出来ず、ガイトさんに助けてもらってやっと抜け出ることができました。とにかく探し出したので嬉しいです」

ルンラ人民公園に設けられた迷路遊戯施設は朝鮮人民の文化生活に潤いを増すことでしょう。

2017年の記事