朝鮮で森林復旧のキャンペーンが張られる中、各道でモダンな育苗場の建設が推進されています。昨年、ハムギョン北道*1に年産2000万本の大規模な育苗場が建てられました。
チュチェ107(2018)年8月、ハムギョン北道キョンソン郡*2を訪れ、ハウス農場建設の準備を現地で指導した敬愛する最高指導者金正恩委員長は、ハウス農場の敷地がとても広いのでモダンな育苗場も同時に建てるようにと教えました。そして、建設の捗り具合を随時調べ、建設を正しく導きました。
チュチェ108(2019)年10月のある日、またもや建設現場を訪れた金正恩委員長は、宮殿、公園のような環境で季節に拘ることなく新鮮な野菜と苗木を大量生産できるハウスと育苗場が完工したことに満足の意を表し、無から有を生ずるとはまさにこんなことだと言いました。
同年12月3日、金正恩委員長の臨席の下、ハウス野菜農場と育苗場の操業式が盛大に執り行われました。数十ヘクタールのハムギョン北道育苗場には、数棟のモダンなプラスチックの羽目板ハウスの他に屋外栽培、採種、風土順化用導入試験の各エリアと円形挿し木場、苗木の貯蔵庫などが一切揃っています。また、地元の植物数十種が展示された苗木展示場もユニークに作られ、ここでは、育苗と園芸部門の科学技術交流も行われています。
ハムギョン北道育苗場では、良種の苗木を科学的で工業的な方法で季節に拘ることなく生産しています。それこそ、「苗木工場」と言えます。
(今日の朝鮮)