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金日成総合大学には2回も世界知的所有権機関の発明家のメダルと証書を授かった科学者がいます。先端科学技術交流社のキム・ソンウンさんと自然科学研究院のチャン・ヨンマンさんです。
キムさんとチャンさんの成果は第3世代、第4世代の骨代謝復活剤であるリゼドロナットとゾレドロン酸の合成技術と利用の方法を新しく確立したことです。この薬物は高度の精密有機合成技術を要します。
キムさんとチャンさんが新しい薬物のリゼドロナットを開発する目標を立てたのは20代の頃でした。骨の老化を遅らせ、難治性骨疾患の治療に特効のあるリゼドロナットはその驚くべき効能で世界的な注目を集めていました。しかし、その合成技術は全く公開されず、参考書もありませんでした。試行錯誤の末、自分の力と技術、国内の原料で新しい合成方法を確立し、薬品の生産工程を設けました。そして、朝鮮人の体質に合う薬物の容量と治療周期も確定しました。
チュチェ105（2016）年、キムさんとチャンさんに世界知的所有権機関の発明家のメダルと証書が授けられました。キムさんとチャンさんはこれに満足しませんでした。2人が思い込んでいるのは世界と張り合い、世界に先んずることでした。
今度はゾレドロン酸の開発に取り組みました。ゾレドロン酸はリゼドロナットに比べて薬理活性が強い新しい骨疾患の治療薬です。特に乳腺癌を始め、各種癌の骨転移の治療にとても効果があります。大学時代の恩師であった講座長のチャン・グムジュさんも2人を積極的に助けました。
研究と臨床実験を重ねて合成工程を1つ1つ確立しました。また薬物利用の方法も完成しました。努力の甲斐あってまたもや成功しました。薬物の薬理学的特性と治療効果が充分に検証され、医師や患者の間でとても良いとのことでした。
キム・ソンウン、チャン・ヨンマン、チャン・グムジュさんは昨年、世界知的所有権機関から送られた発明家のメダルと証書を授かりました。キム・ソンウンさんとチャン・ヨンマンさんには2回目のものでした。
チャン・グムジュ、キム・ソンウンさんのお話です。
「研究の課題は決して容易なものではありませんでした。しかし、国の科学技術の発展を担っているということを片時も忘れず、力と知恵を出し合って課題をやり遂げたのです」
「高い実力と愛国で胸を燃やすなら、やれないことなどないという自信に満ちています」
（今日の朝鮮）
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