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普通、人々は何気なく訪ねてくる一日、と思いがちですが、その一日の意味をかみ締める人たちがいます。ピョンヤンのソソン区域*1にあるチャンサン第1青果店の従業員です。
折に触れて店の人たちは、偉大な金日成主席が店を訪れ、ピョンヤン市民に四季折々新鮮な果物と野菜を送るようあらゆる措置を講じたことについて話しています。
チェ・ヘラン店長のお話です。
「1969年10月4日、金日成主席はうちの店を訪れました。当時の店は狭い上に作りも不向きなので、裏庭にまで野菜と果物があちこちにうずたかく積まれていました。これを見て顔を曇らせた主席は、店に野菜が多く入るときは、臨時の労力を動員してでもよく選別すべきだと言いました。そして、野菜やリンゴなどの商品を一度に多量受けつけてためておかず、卸売り所から一定量を仕入れて売るべきだ、低質のリンゴは加工して売るべきだと念を押しました。そして移動式売り場を多く設置することなど、サービス関連の貴重なことを教えました」
実はこの日、金日成主席はこの店を訪れる前にテドンムン食品店とチュング青果店を始め、ピョンヤン市内の五つの店を見ました。ピョンヤン市民に野菜や果物などがどう供給されるのか心配して、休みなくチュン区域*2からモランボン区域*3に、モランボン区域からテソン区域*4に、そして、テソン区域からまたソソン区域へと現地指導を続けた主席でした。
行く先々で主席は店の人たちが供給を改善して、市民の生活上の便宜をよりよく図るよう重ねて頼みました。この店を見た主席は、ソソン区域の青果卸売り所も訪れました。
ソソン区域青果卸売り所のキム・ヨンアさんのお話です。
「チャンサン第1青果店を訪れて実態を詳しく把握した金日成主席は、この日、区域の青果卸売り所も訪れました。野菜と果物を日常的に供給するためには、輸送と保管の対策をよく取るべきだと言って、自ら塩漬けのタンクやリンゴを保管する倉庫まで事細かに見ました。そして、随員に倉庫のことも解決し、国家投資をして立派な条件を作ってあげることについて具体的に教えました。本当に、主席は人民皆の優しい父でした」
青果卸売り所の使命と役割についても一つ一つ教え諭し、ピョンヤンの青果店が活気を帯びて運営されるようこまごまと気を配った金日成主席！
主席がピョンヤン市民への供給を改善するため尽くした一日は、決してありふれた時間の累積ではありませんでした。
まさに、それは偉大な父の人民のための滅私奉仕、最も積極的で犠牲を顧みない献身の続きでした。
（フィーチャー いくら歳月が経っても人民は忘れません）
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