短波放送「朝鮮の声」より

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241114夕方の放送、9650kHzで受信

※崔鐘日は動静不明


増える「ウンハス」ブランドの化粧品

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平壌化粧品工場で新製品開発に力を入れて実績を上げている。同工場では「ウンハス」ブランドの化粧品を世界的な競争力を持つ名製品にするために奮闘してこの7年間、160種に530余品目の化粧品を生産した。化粧品研究所と化粧品分析研究所の研究士、技術者はファンデーションクリームとローション、紫外線防止乳液など、わが国の特産である開城高麗人参を主原料とする良質の化粧品を開発した。髪の染色と洗浄効果を同時に現わす染色シャンプーとフケ防止効果が高く爽快な感じを与えるシャンプーなど、工場で生産する髪用化粧品はユーザーの好評を受けている。原料の配合比率と機能に伴う薬効成分を分析し、それに基づいてわが人民の体質と嗜好に合う機能性化粧品を開発、生産しており、車内香水、ボディー香水、室内香水をはじめ香水の種数と品目もはるかに増やした。また、集団的技術革新運動を活発に展開して生産者大衆の中で奇抜なアイディアが相次いで創造されており、それを生産に導入して化粧専用色鉛筆などドーラン化粧品の生産でも成果が収められた。全国化粧品展示会をはじめ各展示会に出品された同工場の製品は優秀な評価を受けて2月2日製品として登録され、30余種の製品はユーラシア経済同盟の品質認証も受け取った。
キム・イェリョン
(Naenara 2024.11.14)

優良品種のラッカセイを育種 農業科学院

「労働新聞」によると、農業科学院畑作物研究所が脂肪含有量と収穫量の高い優良品種のラッカセイを育種した。新たに育種したラッカセイは、3粒入り莢(さや)の比率が高い。100粒当たりの重さは80グラム、生育期日は135日程度であり、耐病性と耐倒伏性が強い。同品種は、国家科学技術成果として登録された。
【平壌11月14日発 朝鮮中央通信】

今年150余種の動物が子を産む 中央動物園

中央動物園に新しい「家族」が増えて同所を訪れる人々を喜ばせている。朝鮮トラが8匹の子を産んだのをはじめ、今年に入って150余種の動物が1000余匹の子を産み、ひなをかえした。中央動物園は、動物の生活環境保障と栄養管理、獣医防疫を科学的に行って繁殖率をより高めるために努めている。
【平壌11月13日発 朝鮮中央通信】

これまでの9年間30余種に130余種類の新製品を開発 平壌幼児用食品工場

平壌幼児用食品工場が、増産運動を力強く繰り広げている。2015年11月13日、改修・近代化された平壌幼児用食品工場を訪れた敬愛する金正恩総書記は、同工場の各所を大満足の中で見て回り、活動家と従業員が生産正常化はすなわち、子供の笑いを守る道であることを常に銘記しておいしくて栄養価の高い食品をより多く生産して子供に供給する課題を与えた。同工場は、これまでの9年間、数百件の科学技術成果を生産に取り入れ、30余種に130余種類の新製品を開発して、党の育児政策の貫徹に大きく寄与した。同工場の労働者と技術者は、自らの力と技術で多くの設備を製作、設置し、新しい微生物検査方法と超高温殺菌方法を開発、導入して、幼児用食品の味をよりおいしくし、衛生安全性をさらに高める上で進展を遂げた。この過程に、粉ミルク生産工程をはじめ10余の生産工程が食品安全管理システム認証を受けた。今年に入っても発酵乳生産および冷凍保管能力を3倍以上に向上させる目標を提起し、数十台の設備を新たに製作してミルク製品生産を増やすことのできる土台を築いた。
【平壌11月13日発 朝鮮中央通信】

青磁の魂

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朝鮮の民族文化遺産の中には高麗青磁もある。高麗青磁とは高麗(918年~1392年まで存在した朝鮮の封建国家)時代につくられた青色の陶磁器のことである。11~12世紀にその発展の全盛期を迎えた高麗青磁は、その後にもその優秀性を生かしながら発展してきた。高麗青磁は形や色、紋様が美しいだけでなく、その製造技術が独特で造形芸術性が高かったので当時代にはまたとない宝物となっていた。高麗青磁の色は澄んで鮮明にして、やさしく淡いので昔から高尚なものを好んだわが人民の思想・感情と趣味、嗜好に合い、芸術的に完璧な色彩であると言える。色があまりにも清く澄み切っていて秋日の青い空、深い渓谷を流れる青い水色などと翡翠の珠にもたとえた。そのため、高麗の磁器を「高麗翡色磁器」「高麗青磁」と呼んだ。高麗青磁は高麗時代に製作、普及された磁器の中で最も優れた磁器の一つとして、今日もその価値と名声を轟かしている。高麗青磁は装飾技法によって純青磁、透かし彫り青磁、像嵌青磁に分ける。高麗青磁の装飾紋様としては唐草文、単独文、連続文など、自然に存在する事象がバランスよく多様に利用された。高麗青磁の形態線はほとんど曲線をなしているので細く柔らかで、活力かつ生気あふれるように見える。自信を持って描き出した形態線には理性的な強い主張が込められており、楽天的な生活感情も表現されていて高麗青磁を一名線の磁器であるという。このように、さまざまな手法と技法、熱工学的原理によって製作、完成された高麗青磁は形と装飾紋様、青磁色が一つに調和して陶磁器芸術の極致をなすことで人類文化の宝庫を豊富にしている。青磁の魂と伝統は今日も連綿と引き継がれている。
ヤン・リョンヒ
(Naenara 2024.11.12)

秋まきの小麦・大麦の肥培管理に注力 黄海北道の各農村

黄海北道内の農業部門の活動家と勤労者が、秋まきの小麦・大麦の肥培管理を着実に行っている。新渓郡、谷山郡、遂安郡の農業勤労者が、作物の初期生育を促すのに力を入れている。金川郡と兎山郡は、畑の状態を確かめるとともに、安定した多収穫をあげるのに否定的影響を及ぼしかねない要因の対策を前もって立てている。銀波郡、鳳山郡、黄州郡の農場の幹部と勤労者は、作物が冬期に凍害を受けないように肥培管理を几帳面に行っている。沙里院市、祥原郡、中和郡は、生育が旺盛で越冬前に主茎に穂始原体が生じうる畑と小麦を植えた田、発芽の遅い畑を掌握して越冬率を高めるための農業技術的対策を立てている。延山郡、燕灘郡、平山郡などの農場も、農作物の生育指標を十分に保障するために土壌の湿度を正常に維持し、栄養液の施肥と葉追肥の施しを科学技術的に行っている。
【平壌11月12日発 朝鮮中央通信】


特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。

基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した(直し忘れもある)。ローマ字や数字も半角にした。

※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。


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