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241130夕方の放送、7580kHzで受信
※崔鐘日は動静不明
「先ごろ、全国的に子供たちの発育状態を調べた。それによると、3年前に比べて子供たちの免疫力が全般的に強化され、特に、農村地域の子供の栄養状態が改善されているのが確証された」 医学研究院子供栄養管理研究所のチャン・チョルフン所長は、新たな育児政策が樹立されてわが国ではすべての子供たちに栄養食品が供給されていると言っている。2021年6月、朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会では全国の子供に国家の負担によって乳製品と栄養食品を供給することを党の重大決定として採択した。その翌年に行われた党中央委員会第8期第6回総会では子供たちに対する栄養管理を科学的に行うという問題が主要議題として取り扱われた。これに従って以前に作成された子供栄養食品供給基準表が再検討され、世界的水準と朝鮮人の食生活文化、子供の体質的特性に合わせて新たに作成された。そうして、託児所と幼稚園の各部屋には国家が定めた「託児所、幼稚園児童の一日栄養食品供給基準表（g）」が掲げられた。基準表には出生して7ヶ月から6歳までの子供の一日供給基準が提示されている。基準表に従って国のすべての子供に毎日白米と各種の肉類、魚、卵、大豆、牛乳（ヨーグルト）、野菜、果物、昆布粉、骨粉、パン、飴・菓子類などが義務的に供給されている。この基準表は世界保健機関（WHO）が定めた子供発育基準を十分に満足させる。世界の多くの国にも子供の栄養管理学的要求に伴う食事指針が設定されている。それは、子供時期の栄養が一生に影響を及ぼし、ひいては国の明日の運命に関わるからである。しかし、それはあくまでも「勧告」に過ぎない。これに比べて見るとき、わが国の託児所と幼稚園に掲げられている基準表には特徴的なものがある。「供給」という二文字である。「国家の負担によって、国家による義務的な保障、全国の子供たちに欠かさず」というのがこの「供給」という二文字の属性である。このために全国各地の200余に達する託児所・幼稚園物資供給所が毎日百数十万の子供に栄養食品を供給している。困難な時であるほど子供たちに真心を尽くし、その愛の力によって共産主義の未来に向かって頑強に進むことが朝鮮革命の前進方式、発展方式にならなければならないというのが金正恩総書記の意志である。
チョン・ファスン
（Naenara 2024.11.30）
各地の果樹栽培部門の活動家と勤労者が、来年の果物栽培の準備を進めている。温泉果樹農場（南浦市）が、堆肥と土補酸肥料の生産に拍車をかける一方、元肥の施しを技術規定の要求通りに行っている。安岳果樹農場（黄海南道）が、果樹の凍害を防ぐための活動を繰り広げるとともに、覆土作業、石灰水の塗りと撒き、若木の肥培管理を最終段階で進めている。徳城リンゴ農場（咸鏡南道）は、果樹の年齢と栽培密度に即してヘクタール当たりの施肥量を正確に計算したことに基づいて質の保障に手間をかけている。北青郡の活動家と勤労者は、当面の営農作業に力を入れるとともに、土地が凍る前に穴掘りを急いでいる。黄海北道と黄海南道も、苗木の確保とともに農業機械をフル稼働させるための修理・整備を行っている。
【平壌11月30日発 朝鮮中央通信】
地方工業省が、インスタントラーメン工場の建設および工程確立の事業を推し進めている。開城市は、建築工事と数十台のインスタントラーメンおよび調味料生産設備の製作と据え付け作業を進め、短期間に工場を建設した。黄海北道と咸鏡南道は、建築工事を終えたのに続けて数十台の生産設備を製作して据え付け、試運転の準備を最終段階で急いでいる。南浦市と両江道、平安北道、平安南道も、段階別工事課題を日程別に遂行し、設備の製作と据え付けを行うなど、操業期日を早めている。平壌市と当該の各道は、食品工場にインスタントラーメン生産工程を新たに補強する作業を繰り広げて成果を収めている。地方工業省は、インスタントラーメン工場の建設と工程の確立が完了するのに合わせて原料の保障と技能工陣容の強化も推し進めている。
【平壌11月29日発朝鮮中央通信】
「朝鮮の国犬であるプンサン（豊山）犬品評会―2024」が26日から28日まで、平壌の中央動物園で催された。動物学部門と獣医畜産部門の科学者、技術者、各道でプンサン犬を飼っている住民などが、参加した。品評会には、各道（直轄市）品評会で選抜されたプンサン犬が出品された。品評会では、外見審査、特技審査、総合審査結果に従って順位を決めた。黄海北道沙里院市の上梅2洞、大成洞、両江道金亨権郡邑などの住民が飼っているプンサン犬が好評を博した。品評会では、両江道、黄海北道、平壌市、咸鏡南道、黄海南道が高く評価された。会期に、プンサン犬の標準特性と原種の保存などでの問題に対する技術講習が行われた。
【平壌11月29日発朝鮮中央通信】
「労働新聞」によると、最近、国家科学院が朝鮮式の新たな石炭ガス化技術を開発した。加圧気流式粉炭ガス化技術という同技術は、無煙炭と褐炭を非常に高い効率でガス化して利用できるように100％朝鮮式に開発された先端技術である。同技術が開発されたことで、今後、石炭ガス化工程において石炭比消費を従来の常圧ガス化方法に比べて30％以上減らしながらも、有効ガス含量が非常に高い良質の合成ガスを生産できる科学技術的保証がもたらされた。国家科学院は、現存の加圧気流式粉炭ガス化工程で生産される合成ガスを利用する合成燃油、還元鉄試験生産工程を設けるための活動を推し進めている。
【平壌11月28日発 朝鮮中央通信】
高句麗の歴史と文化に関する学術討論会が27日、社会科学院で行われた。関係部門の活動家、科学、教育、文学芸術、出版報道、民族遺産保護部門の研究士、教員、作家、記者、編集員が参加した。各討論者は、朝鮮労働党の意を体してわが国の初の封建国家であった高句麗の歴史と文化に対する研究を進めてきたことに言及した。また、不世出の偉人たちの卓越した指導によって高句麗の建国年代が科学的に明らかになり、その歴史的地位をはじめ歪曲されていた諸問題が解明され、高句麗の歴史遺跡が数多く発掘・復元され、東明王陵が立派に改修されて民族の優秀な歴史と文化が子孫万代に末永く伝えられるようになったと強調した。そして、最近、黄海北道一帯で新しく調査された斗垈洞城が典型的な高句麗固有の城築造方法で築かれた事実と城の石と瓦をはじめとする遺物を通じて、それが高句麗時代の山城であることが証明されたと言及した。各討論者は、高句麗の歴史と文化に対する科学研究を一層深化させ、民族の優秀性を輝かせるのに寄与する決意を表明した。
【平壌11月28日発 朝鮮中央通信】
特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。
基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した（直し忘れもある）。ローマ字や数字も半角にした。
※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。
