短波放送「朝鮮の声」より

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241126夕方の放送、7580kHz、9650kHzで受信

※崔鐘日は動静不明


合金鋼生産工程を新たに確立

羅南炭鉱機械工場で、国の機械工業発展の新しい境地を開拓するうえで重要な意義を持つ合金鋼生産工程を確立した。これまで同工場では、乾燥はもちろん焼鈍もできるよう大型乾燥炉を技術改造し、燃焼模型技術による鋳物および鋳鋼品生産工程を確立するなど自立的発展土台の強化において進展をもたらした。これを踏まえて工場では、新たな合金鋼生産工程を自力で確立する目標を立て、その手配を綿密に行った。工程設計を2カ月間に完成した工場では高周波誘導炉、中周波誘導炉など多くの設備を製作し、総合分析室、総合制御室をはじめ対象建物の建設も成功裏に締めくくった。工場が新たに設けた合金鋼生産工程は特注設備生産に切実に必要な高炭素鋼、工具鋼、ダイス鋼はもとより耐熱鋼、耐酸鋼も生産できる工程である。
キム・ボンジュ
(Naenara 2024.11.26)

優良品種の落花生を育種

農業科学院畑作研究所で、脂肪含量と収量が多い優良品種の「落花生16」号を育種した。一般的に落花生は脂肪含量が45~50%で大豆より2倍以上、脂肪実収率は30~40%で大豆より3倍以上高い。また、落花生油は濃いながらも独特な香りをもっており、他の油より健康によく保管期日も長い。今回新たに育種した落花生は5月初に植えて6月25日頃に花が咲き、9月25~30日頃に実る。100粒当たりの重さは80g、生育期間は135日ほどであり、耐病性と耐倒伏性が強い。この品種は国家科学技術成果として登録された。
キム・イェリョン
(Naenara 2024.11.26)

特許技術を大いに活用して

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平壌丁香建材工場で特許技術を大いに活用している。数年前までも同工場で生産される各種の塗料とコンクリート添加剤、防水材をはじめ10余種の建材品に対する特許技術は自分の単位発展のためにのみ利用されてきた。最近、工場では急速に発展する先端科学技術の要求に即してすでに所有していた特許技術を他の単位と共有することに方向転換する新たな経営管理方式を取った。結果、工場で生産される製品と同じ建材品を生産する一部の単位で技術開発にかかる労力と費用を大きく節約しながらも良質の建材品を思うがままに生産して国家に多くの利益を与えている。チョン・リョンス支配人は、われわれは特許技術を共有して技術開発に投資した費用を十分に補償されており、その資金を新しい製品の開発に大いに利用していると言っている。
コ・チョルファ
(Naenara 2024.11.25)

今年、全国的に2500余単位が模範順法単位称号を獲得

今年、全国的に2500余単位が模範順法単位称号を獲得した。平安北道塩州郡の内中農場、黄海南道安岳郡の五局農場をはじめ農業部門の多くの単位が模範順法単位隊伍に入った。電力、石炭、化学、鉄道運輸をはじめとする基幹工業部門は、模範順法単位称号獲得運動が大衆自身の活動に転換されるようにした。科学と教育、保健医療部門でも、模範順法単位称号を獲得した単位が増えた。
【平壌11月25日発 朝鮮中央通信】

ピバダ歌劇団の芸能人が江原道で公演、鼓舞・激励活動を行う

ピバダ歌劇団の芸能人の公演および鼓舞・激励活動が19日から23日まで江原道で行われた。道芸術劇場と道内の文化会館で行われた公演の舞台には、男声独唱、舞踊など多彩な演目が上がった。出演者は、偉大な朝鮮労働党の指導に従って強国朝鮮の尊威と名声を全世界に宣揚していく人民の誇りと歓喜を歌と踊りに盛り込んで披露した。歌劇団の芸能人は、高山郡地方工業工場の建設場でも鼓舞・激励活動を繰り広げた。
【平壌11月24日発 朝鮮中央通信】

宣伝・鼓舞活動で大衆の愛国的熱意を増幅させる 各級職業同盟組織

各級職業同盟(朝鮮職業総同盟)組織が、宣伝・鼓舞活動で労働者と職業同盟員の愛国的熱意を高めている。金正淑平壌紡織工場と平壌幼児用食品工場の職業同盟組織は、愛国主義テーマの生産鼓舞活動と詩と歌の集いなどを催して生産現場が高揚した雰囲気で沸き返るようにしている。咸鏡南道と両江道の職業同盟委員会は、多くの契機に社会主義愛国功労者との交歓会と祝賀公演などを行うことで、全ての同盟員が社会主義の全面的発展に向けたこんにちの総進軍で愛国熱意と創造精神を強く発揮するようにしている。价川地区炭鉱連合企業所(平安南道)慈江道供給炭鉱の職業同盟組織も、石炭の山の高さはすなわち忠誠心の高さであり、愛国心の熱度であることを前の世代の英雄的闘争資料と結び付けて炭鉱労働者に深く認識させて増産の成果をあげるようにしている。
【平壌11月24日発 朝鮮中央通信】


特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。

基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した(直し忘れもある)。ローマ字や数字も半角にした。

※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。


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